【巻き肩】呼吸が浅くなり様々な不調の原因に!?

こんにちは♪

過ごしやすい季節がやっとやってきましたね。

今年は厳しい暑さの夏がとても長かったので、本格的に冷え込む前にこの心地よいシーズンをしっかり満喫しましょう♪

という事で、タイトルにもある通り今日のブログは「巻き肩」 についてお話ししていこうと思います。

巻き肩のイラスト
巻き肩

巻き肩とは?

皆さん一度は耳にしたことがあると思いますが、もう一度「巻き肩」について詳しく見てみましょう。

巻き肩とは、肩が丸まって前方に出てしまっている状態を指します。

巻き肩に医学的な正式名称ではありません。なので、巻き肩自体が病気や疾病ということではないですが、放置することで別の症状に発展する可能性があります。

巻き肩は男女・年齢などのに因果関係はほぼ無く、誰でもなり得るといえるでしょう。

猫背との違いは?

巻き肩と猫背は同じものだと思われがちですが、実際は異なります。

猫背とは肩も背中も丸くなった状態です

一方、巻き肩は肩のみが丸くなった状態のことを指し、症状が進行すると猫背になることが多いとされています。

巻き肩になる原因は?

巻き肩の主な原因は、肩甲骨周りの筋肉の不均衡と姿勢の問題です。

〇姿勢不良による過度な緊張
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、画面に向かって顔・肩が無意識のうちに近づいていることがあります。また、この姿勢を維持しようと脳は筋肉を緊張させるよう指示します。スマホやデスクワークの際にこの動作を継続した場合、脳がその状態を習慣化させ、慢性的な姿勢不良になってしまいます。

〇筋力低下と柔軟性低下
巻き肩の場合は胸と背中の筋力バランスが関係します。

巻き肩が原因になる身体の不調

呼吸が浅くなる

 身体の前面の筋肉が硬くなり、肋骨の動きが制限されるため、呼吸が浅くなり、体内に取り込める酸素量が減ってしまいます。生命活動に酸素は必要不可欠なのでさまざまな不調が現れる可能性があります。

・筋肉の凝りが悪化する

 巻き肩の姿勢が続くことで首や肩、胸周りの筋肉の凝りが酷くなってしまいます。その結果さらに呼吸が浅くなったり、血行が悪くなってきまいます。

・姿勢が悪くなる

 巻き肩の姿勢が定着してしまうと見た目の印象が悪くなってしまうので注意が必要です。

巻き肩改善

こまめにストレッチする

1つ目は「こまめなストレッチ」です。胸・肩の筋肉にアプローチできるストレッチを行うことで、筋肉の収縮がほぐされて巻き肩が改善されます。具体的には、両足を腰幅に開いてまっすぐ立ち両手を後ろで組んだら、肘を伸ばすイメージで両手を真下に下げ、胸を広げるストレッチがおすすめです。とても簡単なので、仕事の休憩時間や家事の合間などのすきま時間にも取り組めます。

筋トレに取り組む

2つ目は「筋トレ」です。背面の筋肉「背筋」を鍛えることで巻き肩を改善できるほか、巻き肩になりづらい身体に近づけます。

姿勢を正すよう意識する

3つ目は「姿勢を正すよう意識する」ことです。繰り返しになりますが、巻き肩になる原因は「肩・背中が丸まった状態で長時間過ごすこと」。この姿勢を改善しないことには、いくらストレッチ・筋トレに励んでも満足な効果は得られません。根本的な原因を排除して巻き肩知らずの身体になるためにも、普段から正しい姿勢で過ごすよう意識しましょう。

仰向けで寝る

仰向けに寝る

猫背や巻き肩の人に仰向けをおすすめする理由は、頸椎がきれいなS字カーブを描くためです。人の体は重く、不自然な姿勢で寝ると自重による負荷がかかります。立っているときと同じような頸椎の状態をキープしたまま寝て、体への負担を和らげましょう。

ただし、寝始めは仰向けでも、寝返りを打つと姿勢が崩れてしまうことは十分に考えられます。睡眠中は無意識なので、一定の姿勢をキープしようとしても無理があるでしょう。また、寝返りは筋肉をほぐすための重要な行動であるため、寝返りしないようにすることはおすすめできません。

猫背や巻き肩など姿勢が崩れると見た目が良くないだけでなく、呼吸が浅くなり自律神経が乱れるなど様々な不調の原因になってしまいます。日ごろから肩背中周りを意識してストレッチや運動を行ってみてくださいね。

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