【坐骨神経痛・すべり症・ヘルニア】25年前に坐骨神経痛になり通院経験あり。その後ずっと症状は落ち着いていたのに、最近歩いていて違和感を感じる様に…。(50代男性)

腰痛
腰痛

【来院されたきっかけ】

2週間ほど前から歩いているときに腰と脚に違和感を感じる様になった。少し様子を見ていたが痛みが強くなったので整形外科を受診。レントゲンを撮影した結果、脊椎が狭窄している箇所があり『すべり症』と診断された。その後痛みが治まらないのでブロック注射をしてもらった。

25年前にも坐骨神経痛になり整形外科を受診したことがあり、その時も今回と同じ箇所が神経に擦れているといわれ、時間はかかったがその後は症状は出ていなかった。

仕事が忙しい期間が続いたのでその蓄積が痛みが再発した原因かも?との事。


【治療内容】

まずは問診にて整形外科受診時のお話しを詳しく伺い、その後イーファスで検査を行いました。

イーファス検査
イーファス

その後腰痛やすべり症、坐骨神経痛に効果が期待できるプロテックを行いました。

腰痛治療プロテック

プロテック


【治療後】

来院された際は足がダル重い感覚があったが、治療後足がとても軽くなったとのこと。

ご自宅で無理のない程度に出来るストレッチなども指導しました。


【経過】

初回治療から2日後痛みに関しては8割くらいは減少したが、痺れを強く感じる様になってきたとのことで、その後もう1度整形外科を受診していただき、MRIを撮影、結果L4、L5のヘルニアと診断される。

その後週に2回の頻度で来院していただき、痛みはほぼなくなったが痺れ残っている状態が1ヶ月ほど続いた。

ご自宅ではストレッチなどを行っていただき3か月半ほどで痺れも落ち着きフィットネスジムに通えるほどに回復。


【今後の治療計画】

疲れが蓄積したり長時間の運転など、負担がかかった時は痺れが出現することもあるので3週間に1度はメンテナンスに通っていただきつつ、自宅でのストレッチ、筋トレ、運動もしっかり続けていく。


【ワンポイントアドバイス】

脊柱管狭窄症とは、長年に渡って腰に負担がかかる姿勢や動作を繰り返すことで、背骨や、背骨と背骨の間にある椎間板、骨と骨をつなぎ合わせる靭帯(じんたい)が変形して、脊柱管が狭くなってしまうため発症すると考えられています。

腰部脊柱管の予防には、腰に負担をかける姿勢や動作を避け、背骨を適度に動かすことが大切です。

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