こんにちは。
7月が始まり本格的な夏がもう少しで始まりますね。
夏になると夏休みになりお孫さんたちが帰省されるところも多いのではないでしょうか。
ですがあるいている際に、足にしびれが出て休憩したくなり少し休むとまた歩けるようになる、
という症状は腰部脊柱管狭窄症のサインかもしれません。
今回は、サインが出てきた方に腰部脊柱管狭窄症を説明して行きます。
サインが出ていなくても予防に繋がるので参考にしてください。
腰部脊柱管狭窄症とは?
腰部脊柱管狭窄症とは、腰椎の脊柱管が狭くなることでそこを通る脊髄(馬尾神経)が圧迫されることで、
腰痛や、足の痺れがでてきます。
腰部脊柱管の判断する条件として、以下のものがあります。
①お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれがある。
②痛みやしびれが、長時間の立ちっぱなしや歩行により強くなるが、前かがみや、座ったりすることで 症状が改善される。
③歩行で腰だけの痛みが強くなるなら腰部脊柱管狭窄症とはしない。
④MRIやレントゲンなどの画像で脊柱管の変性、狭窄状態が確認される場合。
④に関しては医師の診察が必要になります。
この4つ条件に当てはまると、腰部脊柱管狭窄症と判断されます。
脊柱管狭窄症の原因は?
脊柱管狭窄症の原因は様々ですが最も多い原因は、加齢です。
加齢によって骨が変形したり、背骨の周りの靱帯が厚くなることで、脊柱管という脊髄の通る道が狭くなり神経を圧迫することがあります。
ですが一方で、加齢でなく生まれつき脊柱管が狭かったり、成長の過程で脊柱管が狭くなるような変化が起こったりする場合もあります。
椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊椎湾曲症などの椎骨が変形したり椎間版が変形する疾患が原因となり、脊柱管が押しつぶされて症状が現れることもあります。
また、事故や激しいスポーツなどによる衝撃が原因となって脊柱管狭窄症を発症することもあります。
また日常生活において姿勢が悪いと長年に渡り椎骨に不自然な方向からの力がかかり続け、脊柱を構成する椎体一つひとつに歪みが生じてしまいます。
結果若年で椎骨に大きな力が加わらなくても脊柱管狭窄症を発症してしまう恐れがあります。
脊柱管狭窄症の種類
種類は、
・馬尾型
・神経根型
・混合型
の3種類あり。
1番多いのは、神経根型で7割の方がこちらになります。
特徴としては、片側に痛みや痺れが出現します。
保存療法で9割が良くなります。
2番目に多いのは馬尾神経型で2割の方がこちらになります。
特徴としては、両側に痺れや脱力感が出現します。
混合型は一番少なく1割の方はこちらになり。
特徴は、神経根型と馬尾神経型の両方の症状が出てきます。
手術になることが多くなり4~5割が手術のなります。
脊柱管狭窄症の特徴的な症状
特徴的な症状として間欠性跛行(かんけつせいはこう)というものがあります。
これは、一定の距離を歩くと足に腰の痛みやしびれが出て休憩すると歩けるようになるが、また一定の距離を歩くと腰の痛みやしびれが出現し休憩する事を言います。
前かがみで少し休むと症状が軽くなるのが特徴で、
歩くと痺れ痛みが出ることにより筋肉量や体力が落ちてしまい。
より悪化する原因になります。
施術方法
脊柱管狭窄症には、運動療法が効果的です。
当院では、浮腰式腰痛治療器「プロテック」を使います。
プロテックは腰、の負担を減らすことで痛みや痺れが強く出る方でも、
無理なく運動療法を行うことが出来るので、
日ごろ運動をしない人でも安心して使う事ができ、
関節の可動域向上をするくことで、日常生活の質の向上につながります。
動きが増えてきたら自宅で出来るストレッチの指導や、スクワットなどの運動の指導をすることで
筋肉量が上がり姿勢維持にも繋がり症状にの改善にもつながります。
不安なことや悩んでいることがありましたらお気軽のご相談ください!