【9月1日は防災の日】高齢者や体の不自由な方は+αの準備と心構えを!

こんにちは♪

本日9月1日は『防災の日』です。

とくやま鍼灸接骨院がある箕面市では朝方から大雨と雷で大雨警報が発令されています。

近年、全国各地で雨による被害が後を絶ちません。

いざ!という時に自分を守れるよう、日ごろからの準備は欠かせませんが、その中でも今日は「高齢の方」や「お身体が不自由な方」が特に注意しておいていただきたい点をお伝えします。

防災

高齢者に必要な防災グッズ

・キャリー式防災リュック
高齢になると思い荷物を背負って非難することが難しくなります。緊急時や歩きにくい道だけ背負うか手で持って運び、平坦な道の時はカートを引くことができるキャリー式防災リュックを準備しましょう。

・老眼鏡、メガネ
突然の災害にあわてて避難をすると、普段使用しているものを持って出られない可能性があります。予備の老眼鏡、メガネを非常用持ち出し袋(防災リュック)の中へ入れておきましょう。

・服用中の薬
災害時の医療は生死に関わる人が優先されます。「飲まないと日常生活に支障をきたす」「飲まないと調子が悪くなる可能性がある」という薬は必ず準備しておきましょう。

・ウェットティッシュ
高齢者は加齢による変化で、免疫力が低下し若い人よりも感染症が起きやすくなります。災害時は、抵抗力が落ち、体力、気力も奪われているためその傾向が顕著になります。避難所や避難場所では衛生管理が難しいため、ウエットティッシュを入れておきましょう。

・折りたたみ杖(ステッキ)
避難先への道路や階段は日頃の状況とは異なり、ひび割れていたり、ガレキに埋もれている可能性があります。いつもは使わない方も杖があることで、身の安全や安心を確保し楽に歩くことができるので、玄関には常に折りたたみ杖(ステッキ)を準備しておきましょう。

日頃の備え

家具固定のイラスト
  • ご家族や近所の方に手伝ってもらい、家具や家電などを固定しておきましょう。
  • 非常用持ち出し品には、基本の物のほかに、常時薬、処方箋、入れ歯や老眼鏡、補聴器も入れておきましょう。
  • 日頃から、近所の方には声をかけておきましょう。
  • 身分証は携帯しておきましょう。

避難行動要支援者名簿への登録

自力での避難が困難な方は、「避難行動要支援者名簿」に申請・登録しておく方法があるのをご存じですか?

避難行動要支援者名簿とは、災害対策基本法により各自治体に作成が義務づけられている名簿のことです。
この名簿に登録しておくと、支援者(民生委員・消防機関・自主防災組織等)が日常の見守りや避難訓練などを実施し、災害時には避難連絡や避難誘導などの支援を行います。(支援者や支援内容は市区町村によって異なります。)

支援者(避難支援等関係者)には災害対策基本法により守秘義務が課せられているため、提供した個人情報は厳重に管理されます。

名簿への登録、情報提供への同意を希望する方は、お住まいの市区町村にお問い合わせてみてくださいね。

いざ!という時に命を守るための最善を尽くせるかは、日ごろからの備え、情報収集、心構えなど必要なものがたくさんあります。

自分が取るべき行動を把握し、ご家族と共有するなど、日ごろから準備しておきましょう。

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