こんにちは♪
暦の上では秋の始まり9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
暑いといえば!今日の阪神タイガース戦!!
本拠地甲子園で優勝のかかった一戦のお相手は…あの巨人です。
みんなで応援しましょう♪
さて、そんな今日は虎からの動物繋がりという事で、タイトル通り【猿腕】(さるうで)についてお話ししていこうと思います。
猿腕とはどんな腕?
みなさん猿腕という言葉を聞いたことがありますか?
猿腕の大きな特徴というのは、腕を前に伸ばした時に見つけることが出来ます。
腕を前に伸ばした際、猿腕じゃない人ならばまっすぐに腕は伸びていくはずでしょう。しかし、猿腕の場合は肘から下が外側に向かって伸びています。
〇猿腕のセルフチェック方法
自分自身が猿腕なのかどうか、セルフチェック方法を一つ紹介していきます。
まず手のひらを上にして、小指を合わせるように腕を真っ直ぐ前に伸ばしてみてください。猿腕じゃないのであれば、肩から小指にかけてまっすぐと腕は伸びていき、肩から手首までの間には空間が出来るはずです。
しかし、猿腕の場合こうはなりません。
肩から肘までの間には空間が出来るものの、おそらく肘と肘がくっついて、そこから小指まではぴったりと合わさっているはずです。もし、そのような形になるのであれば、あなたは猿腕ということになります。
どんな人が猿腕になりやすい?
□若い女性
実は、猿腕の7割は女性だと考えられています。
特に若い女性は猿腕になりやすいと言われており、その理由の一つとしてはホルモンバランスが影響していると考えられています。
若い女性はホルモンバランスが些細なことでも乱れやすいという特徴があります。
そういったホルモンバランスの乱れは、筋肉を歪ませることにも繋がり、結果的に猿腕になってしまう要因を作り上げてしまうことがあるそうです。
また、若い女性はファッションに力を入れている人が少なくありません。
そんな中で、ハンドバッグなどを肘にかけている、または肩にかけているなど、身体の片方にかける癖が出来てしまうと、身体全体が歪んでしまい、猿腕の原因になってしまうこともあるのです。
□身体が細い人
猿腕になってしまう人には、身体が細い人も多いと言われています。
そもそも猿腕になってしまう人の多くは、細く、筋肉があまりついていない人という特徴があります。無駄な脂肪もついておらず、筋肉もついていないと、身体は歪みやすくなると考えられており、結果的に肘が曲がってしまうこともあると言えるのです。
また、身体が細い華奢な人の多くは、手足の関節の可動域が他の人と比べて広い人が多いと言われています。そういった理由から、猿腕になりやすいと考えられているそうです。
□骨折などで腕や肘を手術をしたことがある人
過去に腕や肘の骨折、事故などを起こして手術などをした人は、猿腕になる可能性が高くなると考えられています。
特に骨に関することがある場合、それがきっかけで骨や関節が歪んでしまう可能性は十分にあり、それがきっかけとなって猿腕になることもありえるのです。手術で元通りに戻る人もいますが、思うように治らなかった場合は猿腕になってしまうこともあるようです。
ただし、先程も紹介した通り、ほとんどの猿腕は日常生活に支障をきたすことはないと言われています。よっぽどのことがない限りは猿腕でも問題ないと判断されるため、怪我や事故の後遺症で猿腕になったとしても、あまり気にすることではないと言えます。
□腕の筋肉が無い人
他の特徴でも挙げられているように、基本的に猿腕は筋力がない細い人がなりやすいという特徴があります。そのため、腕に筋肉、筋力がない人は、猿腕になりやすいと言えるのです。
女性に多いと言われているのも筋力が理由の一つとして挙げられていますが、必ずしも女性に限ったことではありません。男性の中にも腕に筋力があまりないという人もいるため、そういった男性も猿腕になる可能性は高くなると考えられています。
□肘が柔軟な人
肘の関節が柔軟な人の多くは猿腕だと考えられています。
肘の関節が柔軟ということは、肘が大きく曲がりやすいとも言えて、猿腕の特徴でもある肘から下が外側に曲がりやすくなっているのです。特に女性は関節が柔らかいという人が多いため、女性に猿腕が多いと言われているのも、関節の柔らかさが関係していると言えます。
□遺伝による生まれつき
猿腕は遺伝による生まれつきの場合もあります。
そのため、両親共に猿腕であるという人も多く、家族みんな猿腕の持ち主だという人は少なくないのです。
□成長過程による歪み
成長過程による歪みで猿腕になってしまうこともあります。
たとえば腕に負担をかけるような癖や生活を送っていると、それだけ猿腕になるリスクはどんどん高くなっていきます。特に成長過程の段階は筋肉もなく、関節は影響を受けやすいとも言われています。そういったことから、成長過程の歪みで猿腕になってしまうことはあるそうです。
□日常生活による腕への負担
肘にバッグをかけていたり、肘に負担をかけたりするような生活をしていたり…そういったことが日常生活において頻繁にあると、猿腕になりやすいと言われています。
若い女性に猿腕が多いと言われているのも、ハンドバッグを肘にかける人が多いと言われていますが、それもこのことが原因の一つとして考えられます。
□ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れによって、猿腕になってしまうことがあります。女性に多いと言われているのも、女性は月に何度もホルモンバランスが乱れてしまうことが多いため、そういたことから猿腕になりやすいと言われているのです。
猿腕は治る?治療法は?
□完全に治す方法は手術
猿腕を完全に治したいというのであれば、整形手術をすることが必要だと言われています。
少しずつ治していく、完全に治したいとは言わないというのであれば接骨院などに通っていけば、多少なりとも猿腕は改善されますが、猿腕を完全に治したい場合にはまず整形外科で相談されることをオススメします。
猿腕を矯正する方法1 肘への負担を軽減させる
買い物などで重たいビニール袋を片手で持ち上げるなどといった動作は、肘への負担を増加させ、猿腕のような肘の変形を悪化させてしまいます。特に、若い女性が無意識のうちにやってしまいがちな、鞄を肘にかけて腕を外に向けるような姿勢は、肘が外へ反りかえるのを助長してしまい、猿腕の発生を助長してしまいます。
このような肘への負担を軽くするために、重いものは肩に担いで生活するように心がけましょう。買い物後も、ビニール袋ではなく、肩掛けのできるマイバックを用意するなどして肘への負担を減らすように意識しましょう。また、体幹のインナーマッスルを鍛えることでも、肘への負担は軽減していくと報告されています。体幹を鍛え、姿勢が整うことで腕で体重を支える機会が減少するためかもしれません。
猿腕を矯正する方法2 腕の筋肉を鍛える
記事の前半でも解説しましたが、猿腕の特徴は、華奢で細身の女性に多く発症することです。
男性より力の弱い女性は、重い荷物を運ぶ時や、デスクワークでの際に、筋肉で肘を保護することが難しく猿腕変形を発症しやすいです。
逆に、猿腕が発症してしまった人でも正しい方法で腕の筋肉を鍛えていくことで、スラっとまっすぐに伸ばすことのできる肘を手に入れられるかもしれません。
「外側荷重」を意識して効果アップ
特に猿腕になりやすいのは手のひらにに体重をかける動作です。
トレーニングの中では両腕に体重がかかる「プランク」や「ダウンドッグ」の時。
これらのポーズをとる時に「手の外側に荷重をかける」ことを意識すると、肘への負担軽減と安定したポーズがとれるはずです。
猿腕は痛みなど直接的に困ることが少ないですが、ダンスや舞踊ちょっとした腕の所作が見た目に直結するような趣味をお持ちの方には少し厄介な現象です。
今日お伝えした改善策や意識するべきポイントを日々の暮らしに取り入れてみてくださいね♪