こんにちは☆
今日は前回に引き続き実は身体によくないNG行動ストレッチ編をお伝えしていきたいと思います。
良かれと思って繰り返していたことが、実は逆効果だったかも!?
【NG】伸ばしている筋肉は意識しなくてもいい。
⇒大きい筋肉は意識して細かく伸ばしましょう。
例えば太ももの前面に広がる大腿四頭筋や後面に広がるハムストリングス。さらに言えば背骨の両側にある脊柱起立筋。これらは大きな筋肉で、簡単には全体を伸ばすことが出来ません。何も考えず伸ばすと一部分だけにしか刺激が入っていないことがあります。
なのでどの部分が伸びているのかは気を付けておく必要があります。
大腿四頭筋であれば、膝に近い下部が伸びていると感じたら、次はポジションを変えて中部、上部また中部、下部に戻るようにまんべんなく意識して行うことが重要です。
【NG】20秒以上伸ばすと筋肉は柔軟になる!
⇒深く、ゆっくり5呼吸しましょう。
ストレッチを行う際はポジションを決めることがとても重要です。伸ばしたい筋肉が本当に伸びているかを確かめるには少し姿勢を変えてみるなど微調整が必要です。この調整に10秒ほどかかります。
しっかり伸びるポジションを見つけてからようやくストレッチに入れることになります。なのでまず目的の筋肉が伸びているかを確認しましょう。その後でしっかりと深くストレッチを行います。伸ばす時間は秒単位で考えないようにします。「イチ、ニイ、サン…」と数えている時は息が止まってしまって逆効果になってしまいます。
深くゆっくりと、吸って吐く。5呼吸すれば時間は気にしなくてOKです。
【NG】伸ばす時に痛みを感じたらやめる。
⇒痛みを感じると可動域は広がる。
※無理は禁物です。
柔軟性を高めたいという人は、少しだけ痛みを伴ったストレッチがおすすめです。
痛みを感じるという事は筋肉が未経験ゾーンに入ったという事なのです。ただしすごく痛い!!と感じるほどやってはいけません。なぜなら、筋肉は強い痛みを感じると、その反応で縮むという性質があるからです。引き延ばされたて切れてしまわない為の防御策がしっかり備わっているのです。
グーっと伸ばしてジワジワと少し痛みを感じてきたところで深く5呼吸しキープするのが正解です。そうすれば柔軟性が高まっていきます。
【NG】寝る前にもしっかりストレッチする。
⇒心地よいくらいにとどめておきましょう。
ストレッチは柔軟性を高めることだけが目的ではありません。人間は本来筋肉が伸びることに心地よさを感じるので、デスクワークなど長時間集中する作業の合間に、う~んと伸びをするのが気持ちいいのです。夜のストレッチはそのくらいの感覚で行いましょう。
決して可動域を広げるための過度のストレッチはしないこと。痛みを感じないように自分が気分よく伸ばせる範囲でやる。そうすれば副交感神経が優位になって、穏やかな眠りにつくことが出来ます。
痛みを感じると副交感神経が優位になり眠れなくなってしまいます。
とくやま鍼灸接骨院のHPやインスタグラムでは毎週おすすめのストレッチをご紹介しています。
行う際の注意点なども書いていいますので無理のない範囲でトライしてみてください♪