【来院されたきっかけ】
3か月ほど前にギックリ腰になり、来院2週間前にも腰に痛みや違和感を覚えていたがすぐに治まっていたので特に治療などはせず様子をみていた。
しばらく調子が良かったので腰が痛いことは忘れかけていたが、友達と並んで座っていて、友達のスマホを横から変な体勢でのぞき込んでいて座りなおした瞬間強い痛みが出現した。次の日に来院。
【治療】
まずは詳しくお話を伺いその後イーファスを使用して詳細を検査。
その後、手技とプロテックを行いました。
【経過】
初回治療終了後の痛みは約半分まで軽減された。
翌日も来院いただきプロテックと手技、ストレッチを行ったところ、昨日は残っていた痛みがほぼ消滅した。
【今後の治療計画】
日頃から週3回ほどの運動習慣があったのと20代前半という年齢、また痛みが出現した翌日すぐに来院していただいたことなどが重なり、比較的早めに痛みが減少したが、この先も痛みの再発や姿勢の崩れ防止、また運動をされる際のメンテナンスもかねて1ヶ月に1度のペースで治療していく計画です。
【ワンポイントアドバイス】
「ギックリ腰」と聞くと、重い荷物を持ち上げたり前かがみになったりと腰を駆使した時に起こると思われがちですが、今回のケースのように実は日常の何気ない動作がきっかけで起こることもあります。
「さあ、今からこの重たい荷物を持ち上げるぞ!」「目の前に落ちている物を拾い上げよう!」
ときちんと意識してから動作をすると、自然と腹筋などの腰以外の筋肉も動作し腰への負担を和らげるような動きをします。しかし、くしゃみや振り返りなど何気ない急な動きは無意識のうちに身体が動いてしまい、準備不足のまま動き始めて腰にピンポイントで負荷がかかってしまいます。
結果、急性腰痛症と言われる「ギックリ腰」になる確率が高くなってしまいます。
一見腰痛とは無関係そうな動作でも、実は腰に負担が大きいものも多いので日ごろから負担をかけない動作を心掛けましょう。