こんにちは!
昨日は8/29(焼肉の日)お肉は食べましたか?
食生活、食習慣が身体へ与える影響はありますのでバランスの良い食事を心がけて下さいね。
さて、今回は前回と前後しますが前回は肩こりの紹介をしましたが、
首肩の構造を知っておくとより理解しやすいと思いますのでご紹介させていただきます。
まず、人間の頭の重さはどれくらいなのかご存知でしょうか?
個人差はありますが、成人の頭の重さは体重のおよそ8〜10%、体重60キロの人なら5〜6キロとなります。
これは、一般の人が用いるボウリングの球とほぼ同じ重さです。
静かに立っているだけで、首にはこれだけの重みがかかっています。
首がクレーンのようにさまざまな方向に動いて重い頭を支えられるのは、
背骨の一部である首の骨「頸椎」があるからです。
頸椎は、肋骨の支えがある胸の部分の背骨「胸椎」とは異なり、ほかの骨の支えがない1本柱です。
各関節の可動域が大きい反面、姿勢を安定させるために頸椎の骨と骨の間にある(椎間板と椎間関節)、靭帯、首まわりの筋肉、腱などにとりわけ負担がかかりやすい部位といえます。
また、腕の重さはというとどれくらいでしょうか?
片側の上腕・前腕・手の重さの合計もやはり体重の約8〜10%程度、頭とほぼ同じです。
腕が体幹(体の胴体部分)とつながる左右の肩関節は、人体の関節のうちで唯一、
骨がぶら下がる構造をしています。
この構造のおかげで、肩関節は首以上に可動域が大きく、さまざまな方向に動くことができます。
その反面、重さが5〜6キロもある腕を保持するため、肩まわりの筋肉や腱、靭帯にはやはり大きな負担がかかります。
直立歩行をするために、人間の首は重い頭の真下に移り、手が地面から離れて腕が肩からぶら下がる構造になりました。
このような首と肩の構造の変化は人類の進化に大きく寄与した反面、人間にとって一番の弱点になりました。
首や肩は常に大きな負担にさらされ、姿勢を維持するために微妙なバランスを取らなければならなくなったからです。
ですので体のバランス、姿勢が崩れていくと負担が大きくなり肩こりなどの症状が出てくるということなので日頃から不良姿勢にならないよう生活を送るようにしましょう。
おすすめのストレッチです↓