こんにちは。
とくやま鍼灸接骨院の佐々木です。
11月になり今年もⅤリーグディビジョンⅡの試合が開幕しました。
今シーズンもきんでんトリニティーブリッツさんのトレーナーとして帯同させていただきます。
今年の開幕戦は埼玉県川越市の総合運動公園体育館で、
前シーズン3位のヴィアティン三重さんとの対戦になりました。
有観客の開幕戦と各上相手という事もあり選手たちの状態もすごく良いです。
試合は、第一セット目からデュースにもつれ込むなど接戦になりましたが最後はきんでんが決め良い出だしをします。
第二セットも接戦になりどちらも譲らない展開になりましたが、ヴィアティンが最後決め1-1になります。
その後も接戦になりましたが、きんでんが粘り連続でセットを取り3-1できんでんが勝ちました。
開幕戦を勝てたので今シーズンは良い流れで始められました。
来週は茨城県で前シーズン2位の富士通と同じ関西のデルフィーノとの試合になります。
良い流れなのでこの流れを断ち切らないように全力でサポートしていきます!
回旋筋腱板の損傷の予防
今回も試合だけでなくスポーツの時に起こるケガや予防について説明して行きたいと思います。
1回目は、腱板損傷です。
あまり聞きなれない方も多いと思いますが、肩を動かす時にはすごく重要な働きをする筋肉なので知っていただければと思います。
・回旋筋腱板
回旋筋腱板とは棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉から構成されています。
肩関節は他の関節に比べ靭帯が少なので、可動域を大きい代わりに脱臼がしやすかったり関節が安定しにくいという問題があります。
ですが肩関節には回旋筋腱板があり靭帯の変わりに上腕骨を肩甲骨に押し当てることで、関節の安定性をつくります。
・発生機序
腱板損傷は、スポーツ選手ではオーバーハンドをすることの多いスポーツに発生しやすく、野球の投球動作や、バレーでスパイクの動作それにあたります。
その動作を繰り返し行うことで回旋筋腱板が擦り切れてしまうことで損傷しやすく
特に棘上筋が損傷しやすくなっています。
なぜかというと、棘上筋は腕を下に垂らしていると引っ張られたり、腱板疎部という狭いトンネルを通るので損傷しやすくなっています。
・症状
腕を上げようとした際、痛みが出現し腕をあげにくくなったり関節の安定性が低下するので脱臼感や、
脱力が出現します。
そのまま放置すると筋委縮をすくことがあるので気を付けましょう。
・予防
予防としては、損傷しやすい棘上筋を鍛えることが重要です。
鍛え方
腕を下ろし親指を下にします。
親指を下にしたまま90度まで腕を上げます。
この動きを各10回ずつ行います。
もう少し高い強度で行う場合は、ゴムチューブを使い同じように行ってください。
この運動を行う際、重りを上げ過ぎると棘上筋ではなく三角筋に効果が出るので重い重量でやるのではなく、軽い重量で回数行ってください!
腱板は、肩関節の動きにはなくてはならない筋肉なのでしっかり鍛えケガをしにくい身体を作りましょう!