こんにちは♪9月に入り日が暮れると少し肌寒い日も増えてきましたね。
油断して風邪をひかないように、身体を冷やさないように、うがい手洗いマスクと引き続き用心して行きましょう!
さて、皆さん今このブログをどのような体勢で読んでいますか?
ベッドの上で横になっている方や電車などで立って読まれている方もいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの方は椅子や床に『座って』このページを読まれていると思います。
もともと日本人は世界一座る時間が長く、平均8時間以上=1日の1/3を座って過ごしています。
一見楽そうな「座る」という行為ですが、実は、腰には立っている時の2倍もの負担がかかっているんです!
また、近年のアメリカ、コロンビア大学医学部の研究では、長時間座る人はそうでない人に比べ死亡リスクが2倍にも高まると研究結果が出ています。
なのにコロナの影響でリモートワークや、リモート授業、そして不要不急の外出をせずに自宅にいる時間が増えて、ますます座る時間が増えています。
皆さんは座ってばっかりでも負担の少ない『正しい座り方』ご存知ですか?
『はい!正しい座り方しています』と自信を持っていただけるようように、今日は『座る』事についてお話ししていきたいと思います。
「坐骨」で座る重要性。
昔の日本人はとても姿勢が良くかったのですが、それは畳の上で正座やあぐらにより骨盤が立ち、自然と『坐骨』と呼ばれる二点の骨で座っていたからです。
ところが、欧米からイスが普及すると「坐骨」ではなく「お尻全体」で座るようになりました。そして背もたれに頼ることで骨盤が倒れ、姿勢はみるみる崩れていってしまいました。
それと比例して腰痛が増加していきました。
欧米人と違い、日本人はイスに座ると骨盤が倒れやすい傾向にあります。すると椎間板や筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまいます。
昔の日本人がしていた、骨盤を立てた「坐骨座り」は姿勢を正し、身体への負担を少なくする正しい座り方なのです。
骨盤を立てて、坐骨で座るのが1番負担が少ないとわかっていても、長時間座りつづけると気づいた時には姿勢が崩れてしまっている方も多いと思います。
当院で使用しているアーユルチェアーというイスがあります。
デスクワーク用はもちろん、ダイニングチェアー、や座椅子と言った様々な形があり、どの種類でも坐骨を立てて正しい姿勢で座るために開発されています。
正しい座り方を身につけると姿勢や腰痛が改善されるだけでないく、胸が開き、横隔膜の機能が向上します。
結果、呼吸が深いものになり脳への酸素供給量が増えると言った良いことずくめなんです。
ごく一般的なイスとアーユルチェアーに座って集中力を比べる実験を行った結果、アーユルチェアーの方が約35%集中している時間が増加しました。
ですので多くの塾や学校、大手企業で導入されています。
ご興味ある方は、当院で実際に座り心地を試してみてください。パンフレットもお渡しできますので気軽にお声かけてくださいね♪
]]>