気温も日中は日が照ってくると暖かい日が続くようになってきましたね。
暖かくなってくると体を動かす機会も増えてくると思います。
そこで怪我をしないためにもしっかり体を動かす前と動かした後には、ストレッチを行っていきましょう
今回は、手首(手関節)のストレッチを紹介します。
手関節の動きが悪い原因としては、手首の関節を使って、指などに力が入る動作で使われる前腕屈筋群の酷使が考えられます。
前腕屈筋群が固まっていると、伸展方向の動きを制限してしまいます。
この症状を生み出す具体的要因には、物を強く握る、筆圧が高いといった癖が挙げられます。
また、高齢者によく見られる橈骨下端骨折(コーレス骨折)後にも、手関節の機能異常が起き、関節可動域制限が起こることもあります。
症状に合わせて、前腕部にある屈筋群の過緊張を取り除くか、伸筋群の弱化を改善して対処します。
前腕の屈筋群が固まっている場合には、関節ストレッチが効果的です。
一方、前腕伸筋群の筋力を取り戻す必要がある場合には、前腕部の伸筋群を適度に鍛え、同時に手関節の関節機能異常を取り除きましょう。
ストレッチの仕方
?四つん這いの状態になります。
?ストレッチしたい側の指を手前に向け、手の平を床につけます。
?この状態からお尻を下げるように重心を後方に移していきます。
?10秒ほどキープします。
ポイントと注意点
?お尻を降ろしつつ少し後ろに下がるようにして、前腕屈筋群を伸ばします。
?ストレッチしている側の肘が曲がらないように注意します。
?橈骨が前下方に滑るイメージで押します。
簡単にできるストレッチになるのでご自宅でやってみてくださいね
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