最近、本当に朝晩が冷え込むようになりました…。
気がつけば、今日(11/7)が立冬に当たる日ですね。
この時期になると紅葉も綺麗になってくる季節で確実に冬に近づく時期でもあると思います。
箕面でも紅葉が綺麗になってくると駅前が混雑してくるので混まないうちに観に行きたいと思います。
さて、今日は椎間板ヘルニアについてお話ししていきたいと思います。
椎間板ヘルニアは20代から40代の比較的若い世代がなりやすいという特徴があります。
椎間板は外周をとりまく線維輪と、軟らかいゼリー状(膠状)の髄核からなっています。
周囲を取り囲んでいる線維輪に亀裂が入り、中にある髄核が突破して、本来の位置から周囲へ向かって突出した状態を椎間板ヘルニアといいます。
椎間板ヘルニアは、頚椎、胸椎、腰椎、のどこにでも発生するが、下部腰椎に発生するものがほとんどです。
椎間板に亀裂が入る主な原因としては、生まれつきの体質や腰への衝撃が挙げられます。
実は、普段から酷使されている椎間板は消耗が激しく、他の組織よりも衰えるのが早いのです。
髄核は20歳代から、線維輪は30歳代から老化が始まるといわれ、老化により線維輪の弾力が低下したり、傷みやすくなっていると、小さなヒビが入ります。
そのような状態の時に、激しい運動や重労働、長時間のデスクワークなどをすると、髄核が割れ目から飛び出してヘルニアとなってしまうのです。
症状としては、多くの場合、痛みや痺れは、腰だけでなく、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎまで広がります。
ときには足先まで、電気が走ったように痺れてしまうことがあります。
腰椎、仙骨から出ている坐骨神経が、椎間板ヘルニアによって圧迫され、坐骨神経が起こるからです。
痛みや痺れは左右どちらかに起こりますが、両側に出ることもあります。
椎間板ヘルニアでは、前かがみになったり腰を後ろに反らせると、椎間板に圧力がかかるため、髄核が神経を刺激して症状が強くなります。
逆に、腰をまっすぐに伸ばしたり横になると、椎間板への圧迫が緩むので、症状が軽くなります。
基本的に大半のヘルニアは改善が見られます。
重症でない限り、保存療法が行われます。
まれに、巨大ヘルニアにより急性の両下肢筋力の低下、感覚障害、膀胱直腸障害が出現する場合があります。
この場合は手術療法の適応となります。
当院では腰痛治療に最も適している プロテックを用いて治療していきます。
プロテックは椎間板に血液を供給し栄養を与えることができます。
また、運動療法・ストレッチを行い股関節周囲の柔軟性を向上していくことが 症状の改善につながります。
このような症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください!