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熱中症だけじゃない!脱水が筋肉に与える影響|筋力低下・こむら返り・肩こりの原因になることも

「水を飲まないと熱中症になる」は知っていても…

夏になると「熱中症対策として水分補給をしましょう」という呼びかけを耳にする機会が増えます。しかし、水分不足による影響は熱中症だけではありません。

「最近、疲れやすい」
「肩や腰の筋肉がいつも硬い」
「夜中に足がつる」
「運動するとすぐにバテる」

このような症状の原因の一つとして、見逃されやすいのが『脱水』です。

実は筋肉は約75%が水分でできています。つまり、筋肉が正常に働くためには十分な水分が必要不可欠なのです。

この記事では、

〇脱水が筋肉へ与える影響
〇なぜ筋肉が硬くなるのか
〇足がつる理由
〇筋力低下との関係
〇正しい水分補給
まで詳しく解説します。

脱水とは?熱中症との違い

「脱水」と「熱中症」は同じように考えられることがありますが、実際は違います。

脱水とは、体内の水分や電解質(ナトリウム・カリウムなど)が不足した状態です。

一方、熱中症は高温環境によって体温調節機能が破綻し、めまいや頭痛、意識障害などを起こす状態を指します。

つまり、

脱水は熱中症の原因の一つですが、脱水だけでも筋肉や全身にはさまざまな悪影響が現れます。


筋肉の約75%は水分でできている
筋肉はタンパク質だけでできていると思われがちですが、実際には約75%が水分です。

この水分は、

・栄養を届ける
・酸素を運ぶ
・老廃物を回収する
・筋肉を収縮させる
・筋肉を柔軟に保つ
など、多くの役割を担っています。

そのため、体内の水分がわずか1〜2%減少するだけでも、筋肉の働きは低下し始めます。

脱水が筋肉に与える5つの影響

①筋力が低下する

筋肉は神経からの電気信号によって動きます。

この伝達には、

・水分
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
マグネシウム
などが必要になります。

脱水によってこれらのバランスが崩れると、筋肉へ十分な指令が届かず、本来の筋力が発揮できなくなります。

スポーツ選手が試合中にこまめに水分補給を行うのは、この筋力低下を防ぐ目的もあります。

②筋肉がつりやすくなる(こむら返り)

夜中に突然足がつった経験はありませんか?

汗をかくと、水だけでなく電解質も失われます。

その結果、

筋肉が異常に興奮し



急激に収縮し



足がつる

という現象が起こります。

特に

・夏場
・マラソン
・ゴルフ
・登山
・高齢者
では頻繁にみられます。

③肩こり・腰痛が悪化する

意外かもしれませんが、脱水は肩こりや腰痛とも深く関係しています。

筋肉の水分量が減ると、

・筋膜の滑走性が低下
・血流低下
・酸素不足
・疲労物質が蓄積
という悪循環が始まります。

結果として筋肉は硬くなり、肩や腰の痛みを感じやすくなるのです。

デスクワーク中心の方は、長時間同じ姿勢に加えて水分不足も重なるため、筋肉がさらに硬くなりやすい傾向があります。

④筋肉痛が長引く

運動後の筋肉には細かな損傷が起こっています。

修復には

・酸素
・アミノ酸
・ブドウ糖
などが必要になります。

しかし脱水になると血流が悪くなり、これらが十分に届きません。

そのため、

・回復が遅れる
・筋肉痛が長引く
・疲労感が抜けない
といった状態になりやすくなります。

⑤ケガをしやすくなる

水分が不足した筋肉は柔軟性が低下します。

柔軟性が落ちた筋肉は、

・肉離れ
・筋損傷
・腱炎
などを起こしやすくなります。

十分なストレッチと同じくらい、水分補給もケガ予防には重要なのです。

なぜ脱水で筋肉が硬くなるのか?

筋肉を包む筋膜には、多くの水分が存在しています。

この水分が十分あることで、

筋肉同士がスムーズに滑り、

体は軽く動きます。

しかし脱水になると、

筋膜の潤滑性が低下し、

摩擦が増え、

筋肉の動きが悪くなります。

整体やストレッチで一時的に筋肉をほぐしても、水分不足が続けば再び硬くなりやすいのはこのためです。

脱水しやすい人の特徴

次のような方は特に注意が必要です。

①高齢者
②子ども
③スポーツをする人
④屋外で働く人
⑤デスクワーク中心
⑥コーヒーをよく飲む人
⑦お酒を飲む機会が多い人
⑧ダイエット中の人
「汗をかいていないから大丈夫」と思っていても、呼吸や皮膚からは常に水分が失われています。

水分補給は「喉が渇く前」がポイント

喉が渇いたと感じた時には、すでに軽い脱水が始まっている場合があります。

理想は、
・朝起きたらコップ1杯
・食事ごとに1杯
・入浴前後
・運動前後
・就寝前
など、生活のリズムに合わせてこまめに飲むことです。

水だけでいい?スポーツドリンクとの違い

通常の生活であれば、水やお茶で十分です。

ただし、

・大量に汗をかいた
・長時間運動した
・炎天下で作業した
場合は、

ナトリウムなどを補えるスポーツドリンクや経口補水液も役立ちます。

一方で、スポーツドリンクは糖分が多い商品もあるため、日常的な飲み過ぎには注意しましょう。

食事からも水分は補給できる

水分補給は飲み物だけではありません。

例えば、

・味噌汁
・スープ
・豆腐
・ヨーグルト
・スイカ
・メロン
・キュウリ
・トマト
などは水分を多く含んでいます。

暑い日は食欲が落ちやすくなりますが、こうした食品を取り入れることで自然な水分補給につながります。

整体や運動療法の効果を高めるためにも水分補給が大切

整体院や接骨院で施術を受けたあと、「今日は水をしっかり飲んでくださいね」と言われた経験がある方もいるかもしれません。

これは、施術によって動きやすくなった筋肉や関節の状態を保ち、血液やリンパの循環をサポートするためです。

十分な水分があれば、筋肉に酸素や栄養が届きやすくなり、疲労物質の排出もスムーズになります。一方で、水分が不足した状態では筋肉や筋膜の柔軟性が低下し、せっかく施術で整えた状態が長続きしないこともあります。

もちろん、水分補給だけで痛みや不調がすべて改善するわけではありません。しかし、適切な施術や運動療法と組み合わせることで、体が本来持っている回復力を引き出しやすくなります。

日頃からこまめな水分補給を心がけることは、筋肉のコンディションを整えるための基本と言えるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q. コーヒーやお茶でも水分補給になりますか?

なります。コーヒーやお茶にも水分は含まれています。ただし、カフェインを多く含む飲み物を大量に摂るよりも、水や麦茶なども組み合わせてバランスよく水分補給をすることがおすすめです。

Q. 一日にどれくらい水を飲めばいいですか?

必要な水分量は年齢や体格、運動量、気温などによって異なります。食事から摂る水分も含めて考える必要がありますが、のどの渇きを待たず、こまめに補給することを基本にしましょう。汗を多くかく日は、普段より意識して水分を摂ることが大切です。

Q. 筋肉がつるときは水だけ飲めば改善しますか?

軽い脱水が原因であれば水分補給が役立つことがありますが、大量に汗をかいた場合はナトリウムなどの電解質も失われています。そのような場合は、水分と電解質の両方を補うことが重要です。頻繁に筋肉がつる場合や、強い痛み・しびれを伴う場合は、他の病気が隠れている可能性もあるため、医療機関への相談も検討しましょう。

まとめ

脱水は熱中症だけの問題ではありません。

筋肉は約75%が水分でできているため、水分が不足すると、

〇筋力低下
〇足がつる
〇肩こり
〇腰痛
〇筋肉痛
〇疲労
〇ケガ
など、さまざまなトラブルにつながります。

特別なことを始める必要はありません。まずは「喉が渇く前に水分を摂る」という習慣を身につけることが、筋肉を健康に保つ第一歩です。


大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって

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