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腰痛予防におすすめの正しい座り方|整骨院が教える毎日の姿勢習慣

【はじめに】


デスクワークやスマートフォンの使用時間が増えた現代では、「座っている時間」が長くなっています。しかし、「立っているときより座っているときのほうが楽だから大丈夫」と考えている方も少なくありません。

実は、座っている姿勢は、立っている姿勢以上に腰へ大きな負担をかけることがあります。特に、長時間の猫背姿勢や足を組む癖などは、腰痛の原因となるだけでなく、肩こりや首の痛み、骨盤の歪みなど、さまざまな不調につながる可能性があります。

整骨院にも、「長時間座っていると腰が痛くなる」「仕事終わりになると腰が重い」「朝起きると腰が張っている」といったお悩みを抱えた方が多く来院されます。

今回は、腰痛を予防するための正しい座り方や、日常生活で意識したいポイントについて詳しく解説します。

【なぜ座っていると腰痛が起こるのか?】

座っている姿勢は、一見すると身体への負担が少ないように思われます。しかし、実際には腰椎(腰の骨)や椎間板には大きな圧力がかかっています。

特に背中を丸めた状態で座ると、腰椎の自然なカーブが失われ、腰周辺の筋肉や靭帯に過剰な負担が生じます。

【座位時に腰痛が起こる主な原因】

1.猫背姿勢


パソコンやスマートフォンを見る際、無意識に顔が前に出て背中が丸くなってしまう方は非常に多いです。

猫背になると骨盤が後ろに倒れ、腰椎のカーブが失われます。その結果、腰周囲の筋肉が常に緊張した状態となり、痛みや疲労感が現れやすくなります。

2.長時間同じ姿勢を続ける

たとえ正しい姿勢で座っていたとしても、同じ姿勢を長時間続けることは身体に負担をかけます。

筋肉は動かさない状態が続くと血流が悪くなり、疲労物質が蓄積します。これにより、腰の重だるさや痛みが起こりやすくなります。

3.骨盤の歪み

足を組む、横座りをする、片側に体重をかけるなどの習慣は骨盤のバランスを崩す原因になります。

骨盤が歪むことで姿勢全体が崩れ、腰への負担が増加します。

【腰痛予防におすすめの正しい座り方】

日本人は世界一座る時間が長く、平均8時間以上=1日の3分の1以上を座って過ごしています。
一見ラクそうな「座る」という行為。でも、実は、腰には立っているときの2倍もの負担がかかります。

また、近年の米コロンビア大学医学部の研究では、長時間座る人とそうでない人に比べ死亡リスクが2倍にも高まるとの結果も出ています。
私たちは、可能な限り身体への負担を最小限にして座ることが必要なのです。
それでは、腰に負担をかけにくい理想的な座り方について見ていきましょう。

1.深く腰掛ける

椅子に座る際は、浅く座るのではなく、椅子の背もたれにお尻をしっかり近づけて深く腰掛けることが重要です。

浅く座ると背中が丸まりやすく、腰に大きな負担がかかります。

お尻を椅子の奥まで入れて座ることで、骨盤が立ちやすくなり、自然と背筋が伸びやすくなります。

ポイント

お尻を椅子の奥まで入れる
背もたれを軽く利用する
背中だけでなく骨盤を意識する

2.骨盤を立てる

正しい姿勢の基本は「骨盤を立てる」ことです。

骨盤が後ろに倒れると猫背になりやすくなります。

骨盤を立てるイメージとしては、坐骨(お尻の下にある左右の骨)で座る感覚を意識しましょう。

左右のお尻に均等に体重を乗せることで、身体のバランスが安定します。

骨盤を立てるコツ

・お尻の左右に均等に体重をかける
・腰を反り過ぎない
・軽く下腹部に力を入れる
ただし、胸を張り過ぎたり、無理に腰を反らせたりすると逆に腰へ負担がかかるため注意が必要です。

3.膝と股関節を90度程度に保つ

椅子の高さも重要なポイントです。

理想的なのは、股関節と膝関節が約90度になる高さです。

椅子が高すぎると足が浮き、骨盤が不安定になります。逆に低すぎると腰が丸まりやすくなります。

理想的な座位姿勢

・股関節:約90度
・膝:約90度
・足裏全体が床につく
もし椅子の高さを調整できない場合は、足台を利用するのもおすすめです。

4.足を組まない

足を組む姿勢は、一時的には楽に感じることがあります。しかし、左右どちらかに重心が偏るため、骨盤の歪みにつながる可能性があります。

また、足を組む癖がある方は、身体のバランスが崩れやすく、腰痛や肩こりを繰り返すケースも少なくありません。

足を組みたくなる背景には、筋肉の硬さや姿勢不良が隠れていることもあります。

まずは「足を組まないこと」を意識し、両足を床につける習慣を身につけましょう。

5.パソコン環境を整える

デスクワーク中の姿勢を改善するためには、作業環境を見直すことも大切です。

『モニターの位置』
モニターは、目線がやや下向きになる高さが理想です。

モニターが低すぎると頭が前に出やすくなり、首や腰への負担が増加します。

『キーボードとマウス』
肘が約90度になる位置に設定しましょう。

肩が上がった状態で作業を続けると、肩こりや首こりの原因になります。

『ノートパソコン使用時の注意』
ノートパソコンは画面が低いため、猫背になりやすい傾向があります。

可能であれば、
・ノートパソコンスタンドを使用する
・外付けキーボードを使用する
などの工夫を行うと良いでしょう。

6.椅子を変えてみる

当院は《アーユルチェアー》という椅子をオススメしております。
アーユルチェアーは、特許取得の特殊な形状と「坐骨」で座ることにより身体への負担が最も少ない理想の姿勢をつくります。
腰がラクになり、集中力の向上に効果的です。

腰痛を防ぐカギは「坐骨」で座り骨盤を立てること(2,骨盤を立てる)

欧米人と違い、日本人は椅子に座ると骨盤が倒れやすい傾向があります。
すると椎間板や筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こします。
昔の日本人に腰痛が少なかったのは、畳の上で自然と「坐骨」で座っていたから。
アーユルチェアーに座ると骨盤が立ち、腰に最も負担のかからない「坐骨座り」が実現します。

『正しい姿勢でも「長時間座り続けない」ことが重要』

腰痛予防のためには、正しい姿勢だけでは不十分です。

最も大切なのは、「同じ姿勢を長時間続けないこと」です。

人間の身体は動くようにできています。

どれだけ理想的な姿勢であっても、長時間続ければ筋肉は疲労します。

目安は30〜60分ごと

30〜60分に1回は立ち上がり、身体を動かしましょう。

例えば、
・トイレに行く
・水分補給をする
・軽く歩く
・背伸びをする
このような簡単な動作だけでも血流改善につながります。

『デスクワーク中におすすめの簡単ストレッチ』

1.背伸びストレッチ
①両手を組む
②手のひらを上に向ける
③ゆっくり上へ伸ばす
④10秒間キープ
呼吸を止めずに行いましょう。


2.体幹ひねりストレッチ
①椅子に座ったまま背筋を伸ばす
②上半身をゆっくり左右へひねる
③左右それぞれ10秒ずつ行う
無理に強くひねらないことが大切です。


3.骨盤前後運動
①椅子に浅く座る
②骨盤を前へ倒す
③次に後ろへ倒す
④ゆっくり10回繰り返す
骨盤周囲の動きを改善し、腰の緊張緩和が期待できます。

『腰痛予防には日常生活全体の見直しも大切』

座り方だけを改善しても、日常生活の他の習慣が乱れていると腰痛は改善しにくくなります。

以下のような習慣も意識してみましょう。

適度な運動を取り入れる

ウォーキングやストレッチ、軽い筋力トレーニングは、腰を支える筋肉の維持に役立ちます。

特に体幹の筋力低下は姿勢不良につながるため、継続的な運動習慣を心がけましょう。

十分な睡眠をとる

睡眠不足は筋肉の回復を妨げ、疲労の蓄積につながります。

質の良い睡眠は、腰痛予防にも欠かせません。

ストレスをため込まない

精神的なストレスは筋肉の緊張を高め、痛みを感じやすくすることがあります。

適度な休息や趣味の時間を確保することも大切です。

『このような症状がある場合は早めにご相談ください』

以下のような症状がある場合は、単なる姿勢の問題だけではない可能性があります。

・腰痛が長期間続いている
・足のしびれがある
・痛みが徐々に強くなっている
・朝起き上がるのがつらい
・繰り返しぎっくり腰になる
腰痛の原因は人によって異なります。

姿勢不良や骨盤のバランス、筋肉の状態、日常生活習慣などを総合的に評価し、一人ひとりに合ったケアを行うことが重要です。

まとめ

腰痛予防のためには、日頃の座り方を見直すことが大切です。

正しい座り方のポイントは以下の5つです。
⒈椅子に深く腰掛ける
⒉骨盤を立てる
⒊膝と股関節を90度程度にする
⒋足を組まない
⒌長時間同じ姿勢を続けない
毎日の小さな積み重ねが、腰痛予防につながります。

「長時間座ると腰が痛い」「姿勢が気になる」「慢性的な腰痛に悩んでいる」という方は、我慢せず早めにご相談ください。

当院では、姿勢分析や骨盤バランスのチェックを行い、お一人おひとりの状態に合わせた施術とセルフケア指導を行っています。腰痛を繰り返さない身体づくりを一緒に目指していきましょう。

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