「歩くと足がしびれる…」それは腰椎すべり症が関係しているかもしれません
2026.06.15

はじめに
「長時間歩くと足がしびれる」「腰が重だるく感じる」
「病院で腰椎すべり症と言われた」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
腰痛を訴える方の中には、腰椎すべり症と診断されるケースがあります。
特に中高年の女性に多くみられるほか、若い頃にスポーツを頑張っていた方にもみられることがあります。
腰椎すべり症と聞くと、「骨がずれているから何もできないのでは?」「手術しなければならないのでは?」と不安を感じる方も少なくありません。
しかし、腰椎すべり症と付き合いながら日常生活を送っている方は多く、身体への負担を把握しながら過ごすことが大切です。
今回は腰椎すべり症の特徴や原因、症状、日常生活で気を付けたいポイントについて詳しく解説します。
腰椎すべり症とは
腰椎すべり症とは、腰の骨である腰椎が本来の位置から前方へずれている状態を指します。背骨は首から骨盤まで連なっており、その中でも腰椎は身体を支える重要な役割を担っています。
通常は椎骨同士が安定した状態で積み重なっていますが、何らかの要因によって支える機能が低下すると、一部の腰椎が前方へ移動することがあります。
その結果、腰周囲の組織や神経に負担がかかり、腰痛や下肢の違和感につながることがあります。
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腰椎すべり症の種類
腰椎すべり症は大きく分けて2つに分類されます。【分離すべり症】
腰椎の後方部分にある椎弓という部分が疲労骨折を起こし、その影響で腰椎が前方へずれる状態です。
成長期のスポーツ活動と関係することが多く、
〇野球
〇サッカー
〇バレーボール
〇体操
〇柔道
など、腰を反らす動作やひねる動作を繰り返す競技でみられることがあります。
若い頃には症状がなくても、年齢を重ねることで腰椎への負担が増え、後になって症状が現れるケースもあります。
【変性すべり症】
加齢に伴う変化によって発生するタイプです。
椎間板や関節が年齢とともに変化し、腰椎を支える機能が低下することで発生します。
特に50代以降の女性に多いとされており、
〇筋力の低下
〇姿勢の変化
〇椎間板の変性
〇関節の変化
などが関係していると考えられています。
整骨院へ来院される方の多くは、この変性すべり症に該当する傾向があります。
腰椎すべり症が起こる原因
腰椎すべり症は一つの原因だけで発生するわけではありません。複数の要因が重なることで腰椎への負担が大きくなります。
【加齢による変化】
年齢を重ねると椎間板の水分量が減少し、クッションとしての働きが少しずつ低下します。
また、腰椎を支える関節にも変化が生じるため、腰椎の安定性が低下しやすくなります。
こうした変化は誰にでも起こる可能性があります。
【姿勢の影響】
日常生活での姿勢も腰椎への負担に関係します。
例えば、
〇猫背
〇反り腰
〇足を組むクセ
〇長時間の座り姿勢
などが続くと、腰まわりへ負担が集中しやすくなります。
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は特に注意が必要です。
【筋力の低下】
身体を支える筋肉が十分に働かなくなると、腰椎へかかる負担が増加することがあります。
特に重要とされるのが、
〇腹横筋
〇多裂筋
〇骨盤底筋群
〇横隔膜
などの体幹深部にある筋肉です。
これらは身体を安定させる役割を担っています。
腰椎すべり症でみられる主な症状
症状の出方には個人差があります。画像上ですべりが確認されても、症状がほとんどない方もいます。
一方で日常生活に影響を感じる方もいます。
【腰痛】
代表的な症状です。
特に、
〇長時間立っている時
〇起床時
〇家事をしている時
〇腰を反らした時
などに違和感が強くなることがあります。
【お尻から脚にかけての違和感】
神経への負担が関係すると、
〇お尻
〇太ももの後ろ
〇ふくらはぎ
に違和感やしびれ感が現れることがあります。
【長く歩くとつらくなる】
歩いているうちに脚の重だるさやしびれが現れ、休憩すると楽になることがあります。
このような状態を「間欠性跛行」と呼びます。
買い物や散歩の途中で休みながら歩くようになる場合もあります。
【脚に力が入りにくい】
症状の程度によっては、
〇階段が上がりにくい
〇つまずきやすい
〇足が上がりにくい
などを感じる場合があります。
気になる場合は医療機関への相談が大切です。
腰椎すべり症と腰痛の関係
腰椎すべり症と診断された方の中には、「腰痛の原因はすべて骨のずれですか?」
という質問をいただくことがあります。
実際には腰痛の感じ方にはさまざまな要素が関係しています。
例えば、
〇筋肉の緊張
〇身体の使い方
〇姿勢
〇運動不足
〇日常生活の負担
なども関係することがあります。
そのため、画像所見だけでなく生活習慣や身体の状態を総合的に確認することが重要です。
日常生活で気を付けたいポイント
【長時間同じ姿勢を続けない】デスクワークや運転などで長時間同じ姿勢が続くと腰まわりへの負担が大きくなります。
30分から1時間に一度は身体を動かすことをおすすめします。
【前かがみ姿勢に注意する】
洗顔や掃除、荷物の持ち上げ動作などでは腰への負担が集中しやすくなります。
膝や股関節を使いながら身体全体で動くことが大切です。
【適度な運動を取り入れる】
身体を動かさない状態が続くと筋肉の柔軟性が低下しやすくなります。
無理のない範囲で、
〇ウォーキング
〇ストレッチ
〇軽い体操
などを取り入れてみましょう。
【睡眠環境を見直す】
寝具の状態や睡眠姿勢によって腰まわりの負担が変わることがあります。
起床時の違和感が気になる方は寝具環境を見直してみるのも一つの方法です。
整骨院ではどのようなことを行うのか
整骨院では医療機関のような診断や画像検査は行えません。そのため、必要に応じて整形外科などの受診をおすすめする場合があります。
そのうえで身体の状態を確認しながら、日常生活での負担を把握するためのサポートを行います。
【身体のバランス確認】
腰だけではなく、
〇骨盤
〇股関節
〇背中
〇下肢
など全身の動きを確認します。
身体の使い方のクセが腰への負担につながっている場合もあります。
【筋肉や関節の状態確認】
腰まわりだけでなく、お尻や股関節周囲の筋肉の状態も確認します。
身体全体をみながら負担が集中している部分を把握していきます。
【セルフケアの提案】
日常生活で継続できるセルフケアも重要です。
一人ひとりの生活環境に合わせて、
〇ストレッチ
〇軽い運動
〇姿勢のポイント
などをお伝えします。
医療機関への相談が必要なケース
腰椎すべり症がある方の中には、医療機関での確認が必要となるケースもあります。例えば、
〇強いしびれ
〇脚の力が入りにくい
〇排尿や排便の異常
〇症状の急激な変化
〇安静時でも強い痛みが続く
などの場合は早めに整形外科へ相談しましょう。
まとめ
腰椎すべり症は腰椎が前方へずれる状態を指し、加齢や姿勢、筋力低下、過去のスポーツ歴などさまざまな要因が関係しています。症状の現れ方には個人差があり、腰痛だけでなくお尻や脚の違和感、歩行時の負担感として現れることもあります。
大切なのは身体の状態を把握し、日常生活での負担を見直すことです。
大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって
その方に合わせたの施術を受けることができます。
電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。
肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!



