こんにちは♪
とくやま鍼灸接骨院です。
今日(9/25(水))でお彼岸明けになりますが、言い習わし通り朝晩と気温が下がり随分過ごしやすくなってきたように思います。
ただ、最近の気候は良く変わりやすく雨が強く降ったり、関東では雹が突然降ってきたりと不安定な日々には変わりない印象です。
ですので、こまめに天候のチェックなど怠らず気を付けて過ごすようにしましょうね。
さて、今回は腰痛のタイプについて考えていこうと思います。
腰椎(背骨の腰の部分)は前後左右に曲げることができ、また、左右に捻じる動きもできますが、特に、前後に大きく動かしやすいという特徴があります。
そのため、背骨の前方か後方に何らかの原因、例えば炎症や神経の圧迫があって神経が刺激され、腰痛・坐骨神経痛が起こることが多いです。
腰痛・坐骨神経痛は運動検査で前屈・後屈をすることで、腰を前に曲げると痛みが強まる(前屈時痛)タイプか、腰を反らせると痛みが強まる(後屈時痛)タイプかの2つに大別されます。
前屈時痛タイプは、椎骨の前方にある椎体や椎間板などに原因があると考えられます。
腰を前に曲げると痛むのは、椎骨の前方にかかる圧力が強まり、炎症や神経の圧迫が生じるためです。
一方、後屈時痛タイプは、椎骨の後方にある椎間関節や椎弓、棘突起などに原因があると考えられます。
腰を反らすとそれらの部位に負担がかかり、炎症や神経の圧迫が起こって痛みが生じるのです。
背骨の椎骨と椎骨の間には、椎間板という円盤状の軟骨があります。
線維輪という線維状の軟骨が層状に重なった構造で、中心に髄核という軟らかい軟骨があります。
椎間板は椎骨にかかる力を分散し、衝撃を和らげる働きをしています。
椎間板の外側の線維輪にひび割れが生じ、中心にあるべき髄核が本来の位置から飛び出た状態を椎間板ヘルニアといいます。
背骨のどの部位でも起こる可能性がありますが、背骨の下部にあって上半身の重みがかかりやすく、前屈・後屈時に大きく動かしやすい腰椎で多発し、これを『腰椎椎間板ヘルニア』といいます。
腰椎に5つある椎骨の最下部の第4・第5腰椎の間と、第5腰椎とその下にある仙骨の間の椎間板で起こるものが大半を占めています。
椎間板は20歳を過ぎたころから老化が始まり、年を取るにつれてもろくなっていくため、椎間板ヘルニアは20~40代の比較的若い人でも起こります。
日常生活で腰椎に負担のかかる姿勢(長時間座りっぱなしの運転やデスクワークなど)や動作(中腰での作業の反復、重いものを持ち運ぶ重労働、農作業、庭仕事など)のほか、スポーツが原因で発症することもあります。
症状は、椅子に腰かけたり顔を洗ったりするときなど前屈時に起こる強い腰痛と坐骨神経痛で、ときには激痛で歩くのが難しくなることもあります。
これは、髄核は背中側へ飛び出ることが多いので、前かがみになって椎間板に圧力がかかると髄核がさらに後方に押し出されるためです。
下肢に痛み・痺れ(坐骨神経痛)が出るのも特徴です。
飛び出た髄核が神経を圧迫し、それが坐骨神経を伝わってお尻や足にまで症状が現れるのです。
大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって、その方に合わせたの施術を受けることができます。
電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。
肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!