運動前後やデスクワークの合間に欠かせない『ストレッチ』
ストレッチを行うだけで身体も気分も健やかになりますよね♪
でも実は、当たり前のように行っている柔軟体操、実は身体に悪い可能性アリ!?
【NG】毎朝目覚めてすぐにストレッチをして柔軟性を高める。
⇒柔軟性を高めるなら午後がベストな時間帯!
朝、目覚めてまずベッドで伸びをして目を覚ますのは皆さんされていると思いますが、柔軟性を高める目的で、朝にストレッチをするのは効果的ではありません。
脳が覚めても身体はまだ起きていないので敏感に反応してくれません。
私たち人間の身体は自律神経に支配されており、活動するときは交感神経、休む時は副交感神経がそれぞれ優位に働きます。
そして最も交感神経が優位になっているのが昼過ぎの時間帯です。
この時間は血行も良く、筋肉も柔軟になっています。なのでこの時間が柔軟性を向上させるベストなタイミングなのです。
【NG】サウナの中で身体を伸ばすのは最高!
⇒高血圧で倒れてしまう事も…。やめましょう。
サウナでグーっと背中を反らしたり、カラダをひねっている人を見かけますがあの高温多湿の中でストレッチは禁物です。
汗をかいたことで血液中の水分は減り、粘度を増していますし、血流を促進しようと心臓は強く拍動しています。そんな中でストレッチをしてしまうと、血圧が急上昇して倒れてしまう事もあります。
また腕を肩より上げるような姿勢もさらに血圧上昇が促されてしまいます。
サウナに入ったら静かに過ごすのが一番です。
その後休憩所でお水を一杯飲み、ストレッチをしましょう。
【NG】すべてくまなく、全身やることが重要。
⇒カラダの癖により、すべき部位を見極める!!
普段の生活の中では自分が使いやすい、強い筋肉に無意識のうちに頼ってしまう傾向があります。そのため使われた筋肉は委縮しやすくなり、使われない筋肉は伸びやすい。
全身にストレッチを施すとこの伸びた弱い筋肉をさらに伸ばすことになってしまいます。なので、縮んだ筋肉は伸ばし、弱くなってしまった筋肉はトレーニングで強化して縮めることが大切です。
この見極めは難しい上に、間違えるとアンバランスに拍車がかかってしまいます。
とくやま鍼灸接骨院で取り入れているイーファスは、個々の筋肉データを分析し今必要なストレッチやトレーニングをピックアップできます。
【NG】柔軟性は高いほどいい!
⇒筋肉が無ければケガをしてしまいます。
柔軟性が高いという事は関節の可動域が広いという事です。そして可動域が大きければそれを動かすために大きな力が必要になります。つまり柔らかい事だけが先行してしまうと筋力が伴わずにケガをしてしまう恐れがあります。関節がルーズになりやすく脱臼などをしてしまいやすくなります。
バレエダンサーや力士はとても柔軟性に富んでいますがそれに見合った筋肉もしっかりとついています。
なのであのようなダイナミックな動きが出来るのです。
ただ柔らかいでだけではダメなのです。