こんにちは☆
さて気が付けばもうすぐGWの連休ですね。
気候も良くお出かけするにはぴったりの時期が来ましたが、みなさんの足腰はしっかり歩ける状態にメンテナンス出来ていますか?
コロナで自粛期間が続き、運動不足になり、結果脚や腰に痛みを感じる様になったという患者さんが多くいらっしゃいます。運動することはとても良いことですが、もし今身体になんだかの違和感や痛みを感じていたらその原因が何なのかしっかり把握してからご自身に合った量から始めていきましょう。
さて、腰に関する病気や症状をご紹介するシリーズ第5弾の今日は「坐骨神経痛」についてお話していこうと思います。
接骨院や整形外科でよく耳にする「坐骨神経痛」
腰痛でお悩みの方はよく耳にする坐骨神経痛ですが「坐骨神経痛」とは、病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称で、おしりから下肢にかけて痛みやしびれが続く状態を言います。坐骨神経は腰の辺りから足に伸びる神経で、この坐骨神経が何らかの原因で刺激されると痛みやしびれが生じます。
坐骨神経痛を引き起こす病気
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄によって坐骨神経痛が起こっているケースが多く見られます。
若年層では腰椎椎間板ヘルニアを原因とした坐骨神経痛がよくみられ、高齢者では腰部脊柱管狭窄が圧倒的に多くなっています。
腰椎に生じた異常で坐骨神経が圧迫されて起こりますので、変形性腰椎症、腰椎分離症やすべり症、脊髄腫瘍、外傷などによって発症するケースもあり、ストレスも原因のひとつだとされています。
坐骨神経痛の症状
症状が起こるのは、上の図のようにお尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけての範囲で、1部分に出る場合もありますし、脚全体に症状が現れるケースもあります。
代表的な症状は鋭い痛みやしびれです。ほかに、麻痺、張った感じ、冷感、焼けるようにチリチリとした痛みである灼熱感、締めつけられるような感じなどがあり、少し歩くと歩けなくなる間欠跛行という症状が現れる場合もあります。
強い症状がある場合、下肢の脱力や排尿・排便障害などが起こる可能性もあります。
坐骨神経痛の予防
当院では坐骨神経痛の緩和、予防として『プロテック』をおすすめしています。普段腰にかかっている重力を取り除いた状態にすることで神経の圧迫が軽減され症状が緩和します。
また日常生活の中でも以下のような点に気を付け生活してみてください。
- 常に正しい姿勢を保つよう心がける。
- 座るとき体重が左右のおしりへ均等にかかるようにする。
- 長時間、同じ姿勢をとらないよう気を付ける。
- PC作業やデスクワークではこまめに休憩してストレッチを行う
- 重いものをできるだけ持たないようにする
- 身体が冷えないように注意する
- 毎日ぬるめのお湯にじっくり浸かって身体を芯まで温める
- 歩く距離を延ばす、エレベーターではなく階段を使うなど、毎日、軽い運動を行う
- 肥満を解消する
長年坐骨神経痛に悩まされている方はたくさんいらっしゃいます。
痺れや痛みに悩まされ運動するのが怖い、寝るのもツライと言っていた方も、当院に通っていただくことで症状が良くなり歩くのが楽しみになったとおっしゃっていただきました。
辛い症状に今もお悩みの方がいらっしゃいましたら是非一度とくやま鍼灸接骨院にご相談ください♪