こんにちは☆
北京オリンピックも終盤に差し掛かりましたね。
練習の結果をしっかり発揮できた方、悔し涙を流された方、コロナという大きな壁のせいでその舞台にも立つことが出来なかった方・・・テレビを通じていろいろな感動が伝わってきます。
選手の皆さん引き続き頑張れー--!
さて、先日のブログでは腰痛の種類や原因について大まかにご紹介しました。
今日からはその一つ一つを取り上げて詳しく見ていきたいと思います。
第一回目は皆さんも一度は耳にしたことがあると思われる、腰痛といえばまず疑いがかかる「腰椎間板ヘルニア」についてお話ししていきたいと思います。
椎間板とは?
まず初めに「椎間板」について説明していきたいと思います。
人間の背骨(脊椎)は、24個の骨(椎骨)で構成されており、上から「頸椎」「胸椎」「腰椎」一番下に「仙骨」があります。
そしてその椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があります。
椎間板は、中心の「髄核」と髄核を取り囲む「線維輪」で構成されており、生卵にたとえると、黄身が髄核で、黄身のまわりを取り囲んでいる白身が線維輪というイメージです。
髄核はゼリー状になっており脊椎にかかる負担をやわらげるクッションの役割をすると同時に脊椎が滑らかに動くことを可能にしています。
何番目の椎間板にヘルニアが起こるかで病名が変わり、その中でも「腰椎」部分に起こるものを腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。
ヘルニアとは??
ヘルニアというのは、体内のある臓器が本来あるべき位置からはみ出してしまった状態のことを指します。
よく知られている「脱腸」や「でべそ」も、それぞれ「鼠径(そけい)ヘルニア」「臍(さい)ヘルニア」と呼ばれるヘルニアの一種です。このヘルニアが、骨のクッション機能を果たす椎間板に起こったものを「椎間板ヘルニア」と呼びます。
腰椎間板ヘルニアの症状
飛び出している椎間板の位置や、どの神経が圧迫されているかによって、症状やそれが現れる部位が変わってきます。症状には、痛み、しびれ、特定の足指に力が入らない、足首がうまく動かないなどがあり、下肢の脱力や排尿・排便障害などが起こる場合もあります。腰椎椎間板ヘルニアで最も多いのは、第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板に起こるヘルニアです。この場合には、臀部から太ももの横、膝の下、すねの外側に起こる痛みやしびれといった症状が現れやすくなっています。
腰椎椎間板ヘルニアの場合、背中を伸ばしているときや、寝ているときは痛みが楽になります。反対に、背中を丸めたり、前かがみになったりすると神経が圧迫されて痛みやしびれが強くなるのが特徴です。
腰椎間板ヘルニアには当院のプロテックが有効です
とくやま鍼灸接骨院で使用している『プロテック』は全体重の6割に相当する上半身の重さを取り除き、椎間板の内圧を下げた状態をにします。これを「腰椎重力除去方」といい、赤ちゃんが「高い、高い」をされているイメージの体勢でストレッチなどを行います。 負荷を下げて患部を動かす事によりより早い回復が期待できます。
ヘルニアと診断され様々な治療を試してみたけれど、症状が改善されないとお悩みの方はぜひ当院にご相談ください♪