【レントゲンで異常なしと言われた腰痛】~仙腸関節との関係とは?~
2026.06.09
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はじめに
「長年腰痛に悩んでいる」「レントゲンやMRIでは異常がないと言われた」
「マッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまう」
「立ち上がる時や寝返りで腰やお尻が痛い」
このようなお悩みはありませんか?
腰痛にはさまざまな原因がありますが、その中でも見落とされやすいのが「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」です。
仙腸関節は骨盤にある関節で、身体を支えるうえで非常に重要な役割を担っています。しかし一般的にはあまり知られておらず、腰痛の原因として認識されていないことも少なくありません。
実際に当院へ来院される方の中にも、「腰が悪いと思っていたけれど、実は骨盤周辺に負担が集中していた」というケースが多く見られます。
今回は仙腸関節性腰痛について、原因や特徴、日常生活で気を付けたいポイントを詳しく解説します。
仙腸関節とは?
仙腸関節とは、背骨の一番下にある「仙骨」と骨盤を構成する「腸骨」をつなぐ関節です。骨盤の左右に存在しており、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っています。
歩く、立つ、座る、しゃがむなど、私たちの日常動作では常に骨盤へ負荷がかかっています。
その衝撃を吸収しながら身体のバランスを保っているのが仙腸関節です。
以前はほとんど動かない関節だと考えられていましたが、近年ではわずかに動いていることが分かっています。
この小さな動きが何らかの理由でスムーズに行われなくなると、腰やお尻周辺に負担が集中し、不快感や痛みにつながることがあります。
仙腸関節が関係する腰痛の特徴
仙腸関節由来の腰痛にはいくつか特徴があります。『お尻の近くが痛い』
一般的な腰痛とは異なり、腰の中央よりもお尻に近い部分に不快感を感じる方が多くいます。
特にベルトラインの少し下あたりを指差して「ここが痛い」と訴えるケースがよく見られます。
『片側だけ痛い』
左右どちらか一方に症状が出ることが多いのも特徴です。
もちろん両側に違和感を感じる場合もありますが、片側優位のケースが多い傾向があります。
『立ち上がる時に痛む』
椅子から立ち上がる瞬間や車から降りる際に痛みが出ることがあります。
長時間同じ姿勢を続けた後に症状が強くなる方も少なくありません。
『寝返りで違和感がある』
夜間の寝返りや朝起きる時に腰やお尻へ負担を感じる場合もあります。
『歩き始めがつらい』
歩いているうちに楽になるものの、最初の数歩で違和感が出るケースも特徴の一つです。
なぜ仙腸関節に負担がかかるのか?
仙腸関節に負担がかかる要因は一つではありません。複数の要素が重なり合うことで身体のバランスが崩れ、結果として腰やお尻に不調が現れることがあります。
《長時間のデスクワーク》
現代人に最も多い原因の一つです。
パソコン作業や在宅勤務などで長時間座り続けると、骨盤周囲の筋肉が硬くなります。
筋肉が硬くなると骨盤の動きが制限され、仙腸関節への負担が増加しやすくなります。
《足を組む癖》
無意識のうちに足を組んでいる方は少なくありません。
しかし足組みは骨盤の左右バランスを崩しやすく、身体の重心にも影響を与えます。
日常的に続くことで片側へ負担が集中する場合があります。
《片足重心》
立っている時にいつも同じ足へ体重をかける癖がある方も注意が必要です。
骨盤が傾きやすくなり、腰周辺の筋肉へ負担がかかります。
《運動不足》
筋肉には身体を支える重要な役割があります。
特にお腹やお尻周りの筋肉が十分に働かなくなると、骨盤を支える力が低下しやすくなります。
その結果、仙腸関節周囲へ負担が集中することがあります。
《スポーツによる負荷》
ランニングやゴルフ、野球、テニスなど身体をひねる動作が多い競技では骨盤に繰り返し負荷がかかります。
スポーツをしている方の腰痛にも仙腸関節が関係していることがあります。
《妊娠・出産》
女性の場合、妊娠や出産による身体の変化も大きな要因です。
妊娠中は骨盤周囲の靭帯が柔らかくなり、出産後も育児による抱っこや前かがみ姿勢が続きます。
その結果、骨盤周囲へ負担がかかりやすくなります。
こんな方は注意が必要です
次のような症状に心当たりはありませんか?①腰の片側が痛い
②お尻の奥に違和感がある
③長時間座るとつらい
④立ち上がる時に痛い
⑤寝返りで目が覚める
⑥歩き始めに痛みがある
⑦病院では異常なしと言われた
⑧慢性的な腰痛に悩んでいる
⑨骨盤のバランスが気になる
⑩産後から腰痛が続いている
複数当てはまる場合は、仙腸関節周囲の負担が関係している可能性があります。
腰痛=腰が悪いとは限らない
腰痛というと腰の骨や椎間板だけが原因だと思われがちです。
しかし実際には、
・骨盤
・股関節
・背中
・お腹周りの筋肉
・お尻の筋肉
などさまざまな部位が関係しています。
例えば股関節の動きが悪くなると、本来股関節で行うべき動作を腰や骨盤が代わりに行うようになります。
すると腰周辺へ負担が集中し、不調につながることがあります。
そのため腰だけを見るのではなく、身体全体のバランスを確認することが重要です。
日常生活でできるセルフケア
仙腸関節への負担を減らすためには、日常生活の見直しも大切です。
定期的に立ち上がる
長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。
デスクワーク中は30〜60分ごとに立ち上がり、軽く身体を動かすことをおすすめします。
ストレッチを行う
お尻や股関節周囲の筋肉を柔軟に保つことで骨盤への負担軽減につながります。
無理なく継続できる範囲で行いましょう。
適度なウォーキング
歩行は全身の血流を促し、筋肉の働きをサポートします。
激しい運動ではなく、まずは無理のない散歩から始めるのがおすすめです。
正しい座り方を意識する
深く腰掛けて背もたれを活用し、左右均等に体重をかけるよう意識しましょう。
足組みもできるだけ控えることが大切です。
当院が大切にしていること
当院では腰痛のある部分だけを見るのではなく、身体全体のバランスを確認することを大切にしています。腰痛がある場合でも、
・骨盤の状態
・股関節の動き
・背骨の柔軟性
・筋肉の緊張
・日常生活の癖
などを総合的に確認します。
なぜなら痛みを感じる場所と負担の原因になっている場所が異なるケースが多いからです。
また、一人ひとり生活環境や身体の状態は異なります。
そのため画一的な施術ではなく、それぞれのお悩みに合わせたサポートを心掛けています。
腰痛を繰り返さないために大切なこと
腰痛は一時的に楽になったとしても、身体の使い方や生活習慣が変わらなければ同じ負担を繰り返してしまうことがあります。
大切なのは、
・正しい身体の使い方を知ること
・適度に身体を動かすこと
・長時間同じ姿勢を避けること
・骨盤周囲の筋肉を維持すること
です。
日々の積み重ねが身体のコンディション維持につながります。
まとめ
腰痛にはさまざまな原因がありますが、その中でも見落とされやすいのが仙腸関節です。
特に、
・お尻の近くが痛い
・立ち上がる時につらい
・寝返りで違和感がある
・長時間座ると痛みが出る
・病院では異常なしと言われた
という方は、仙腸関節周囲への負担が関係している可能性があります。
腰痛は単に腰だけの問題ではなく、骨盤や股関節、筋肉のバランスなど全身の状態が関係していることも少なくありません。
大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって
その方に合わせたの施術を受けることができます。
電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。
肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!
あなたの身体の状態を丁寧に確認し、快適な毎日を過ごせるようサポートいたします。



