こんにちは
箕面のとくやま鍼灸接骨院です。
昨日は大寒で、一年の中で最も寒いとされる日でしたが暖かい一日でした。
最近の気候変動の影響もあるのか、寒暖差が激しい日々が続いてますね。
このような気候が続く中で、体調を崩しやすい方も多いかと思います。
寒さと温暖を交互に感じることで、関節や筋肉に負担がかかることもありますので、お身体を冷やさないようにお気をつけてくださいね。
また、ちょっとした疲れや体の不調には当院でのケアがお役に立てることと思います。
お身体に関するご相談や施術についてのお問い合わせも、お気軽にお寄せください。
皆様の健康を第一に考え、最善のケアを提供できるよう日々努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

最近では、気温の変化もありますが体の不調を訴えられる方もおられます。
年齢を重ねていくと筋肉の衰えもみられます。
主に加齢によって筋肉(骨格筋:体を動かす筋肉)の量が減少し、筋力と身体能力が低下した状態を『サルコペニア』といいます。加齢以外にも、不活発な生活や疾患、低栄養が原因で起きる場合もあります。
サルコペニアは、加齢のみが原因の一次性サルコペニアと、活動、疾患、栄養が原因で起こる二次性サルコペニアに分類されています。
多いのは一次性サルコペニアですが、二次性サルコペニアは若い人にも起きることがあり、サルコペニアは決して高齢者だけが注意すればよい疾患ではありません。
19~23歳の女性の身体組成を調べた国立長寿医療研究センターの研究では、5人に1人が、見た目はスリムでも体全体に占める脂肪の割合が多い「隠れ肥満」(BMI25未満なのに、体脂肪率が30%を超える状態)であり、その中には骨格筋量が著しく少ない女性も数多くいたという報告があります。
こうした隠れ肥満は、運動不足になりがちな生活習慣や無理なダイエットなどが原因で起こります。
隠れ肥満は将来のサルコペニアにつながるリスクもあるので注意が必要です。
サルコペニアでは筋肉量の減少、筋力の低下、身体機能の低下によって、次のように様々な症状が現れます。
○筋肉量の減少によるサルコペニアの症状とリスク
①体重減少
ヒトの体重の約40%は筋肉が占めているため、体重が減少する。筋肉量が減っても体脂肪が増えている場合、体重が増加することもある。
②冷え性
筋肉量が減少すると、筋肉での熱産生が減少し冷え性になりやすい。
③熱中症・脱水
筋肉の成分の約75%は水分のため、水分量が減り、熱中症や脱水になりやすくなる。
④骨粗しょう症
筋肉量が減ると骨密度も低下する。サルコペニアと診断された場合、骨粗しょう症を合併していることもある。
⑤糖尿病
筋肉量が減るとインスリン抵抗性となり、糖尿病を発症しやすくなる。
○筋力の低下によるサルコペニアの症状・リスク
①立ち上がるのが困難
下肢の筋力が低下すると、いすから立ち上がる時に何かにつかまらないと難しくなる。
②力を入れる作業ができない
握力が低下すると、ペットボトルのふたや缶のプルタブなどを開けるのが難しくなる。
③疲れやすい
日常生活には一定以上の筋力が必要なので、筋力低下により、最大筋力に近い力が常に必要となり、疲れやすくなる。
④バランスが悪い・転びやすい
筋力低下により立っている時や歩行時のバランス能力が低下する。片足立ちできる時間が1分に満たない場合は要注意。
○身体機能の低下によるサルコペニアの症状・リスク
①横断歩道を渡り切れない
歩行者用の信号の多くは毎秒1mの歩行速度で渡り切れるように設定されているため、筋力が低下して歩行速度が落ちると青信号のうちに渡り切れなくなる。
②階段昇降が難しい
階段の上り下りがつらくなる。
③閉じこもりがちになる
疲れて外出するのが面倒になり、外出しなくなると身体機能はさらに低下し、閉じこもりがちになるという悪循環に。
サルコペニアかもしれないと思ったら、まず自分でチェックしましょう。
方法の1つとして「指輪っかテスト」で調べてみてください。
《指輪っかテスト》

両手の親指と人差し指で『輪っか』を作り、ふくらはぎの一番太いところを囲んで指が重なるかどうか調べる。
【テスト結果から】
筋肉量の減少・減弱(サルコペニア)が進んでいるかどうかがわかります。
サルコペニアが進むほど、転倒・骨折のリスクが高まります。
サルコペニアの予防
栄養摂取は、筋肉の元となるたんぱく質をしっかり摂りましょう。
たんぱく質が多く含まれる食材は、肉や魚、大豆、卵などです。必要なたんぱく質の量も目安は「手のひら1枚分」といわれています。
高齢になると、肉や魚などたんぱく質をはじめ、食事全体の量が減り低栄養状態になる方も少なくありません。たんぱく質はもちろん、野菜やごはんなどもきちんとバランスよく食べるようにしましょう。
大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって、その方に合わせたの施術を受けることができます。
電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。
肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!