【人体最大の関節】~股関節~

こんにちは♪

とくやま鍼灸接骨院です。

11月に入ってから気温が下がって肌寒い日が続くようになってきました。

過ごしやすい気候ではありますが、ここにきて11月では初めての4つの台風(クアドラプル台風)が発生しました。

そのうち一つは熱帯低気圧に変わったそうですが、

4つ目の台風25号が予想進路的に心配ではあるので、今のうちに対策はとっといておいた方がよさそうですね。

さて、今回は人体最大の関節といわれる股関節についてのお話しです。

股関節
股関節

まず、股関節はどこにあるかというと、両足のつけ根の部分にあり、重い上半身を支えるとともに、歩くときの要となる重要な働きを担っています。

股関節は鼠径部の中心付近の深部にあるため、表面から触って確認することはできませんが、足を前後左右に動かしていれば、だいたいの位置が把握できると思います。

それから、股関節の動きには、大きく6つの方向があります。

屈曲:太ももを持ち上げ、足を前に出す動き。 正常な可動域は約125°

伸展:足を後ろに反らす動き。正常な可動域は約15°

外転:足を横向きに開く動き 正常な可動域は約45°

内転:足を内側方向に閉じる動き。 正常な可動域は約20°

外旋:太ももを外側に捻る動き。 正常な可動域は約45°

内旋:太ももを内側に捻る動き。 正常な可動域は約45°

股関節の動き
股関節の動き

股関節は、このように複雑に動かすことのできる関節であり、これによって立つ、座る、歩くといった動作が可能になります。

股関節の構造

なぜ複雑に動かせるかというと、大腿骨の先端(大腿骨頭)はボールのような形になっていて、これが骨盤にあるお椀のようにへこんだ寛骨臼という部分にすっぽりとはまり込んでいます。

足が前後左右になめらかに動くのは、こうした特殊な構造のおかげです。

また、大腿骨頭と寛骨臼の表面は2~4ミリほどの厚さの関節軟骨に覆われていて、これがクッションとなって骨同士が直接ぶつかるのを防いでいます。

このように、衝撃に強い構造ではあるが、股関節には上半身の重みによる負荷が常にかかっているため、大きなダメージが加わります。

例えば、片足立ちをした場合には体重の3~4倍の負荷がかかり、歩いていて急につまづいて踏ん張った時では10倍近い力がかかるといわれています。

そのため、非常に傷みやすい関節でもあります。

股関節に問題が起きると腰を痛めやすくなったりといいことは一つもないので、筋力をつけたり、ストレッチをしたりと身体のケアはしていきましょう!

大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって、その方に合わせたの施術を受けることができます。

電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。

肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!

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