【腰痛・坐骨神経痛】~慢性化して治らないのはなぜ?~

腰痛・坐骨神経痛では消炎鎮痛薬が用いられ、それで痛みがすっかりおさまればいいのですが、痛みがなかなか消えなかったり、よくなってもすぐに再発したりして、つらい症状が長引く人が少なくありません。

痛みが続くと生活や仕事に支障をきたしたり、活動量が落ちて体力が著しく衰えたりすることもあります。

では、腰痛・坐骨神経がなかなかおさまらず慢性化してしまう原因は何か?

腰痛・坐骨神経痛は、特定の部位で炎症が起こったり神経が圧迫されたりすることで生じます。

身体の外側から見えないだけで、いわば腰のどこかをケガしているような状態です。

仮にこれが、指を切ったケガであればどうか?

ケガした部位には、修復のために血管や神経が新しく作られて、血液や酸素が送り込まれます。

患部は腫れて熱を持ち、痛みが生じます。

これを「炎症」といい、私たちの身体が自分自身で傷をなおそうとするときの正常な反応です。

薬や絆創膏で適切な手当てをして、患部を動かしたり患部に触れたりしないようにすれば、傷ついた組織を再生する反応が自然と進み、役割を終えた新しい血管や神経は消失し、炎症とともに痛みも次第におさまってきます。

腰痛・坐骨神経痛も同じです。

ひと晩かふた晩よく寝れば、傷ついた組織を修復する反応が進み、痛みがとれてきます。

しかし、腰は、私たちが活動するために日々動かざるを得ない部位です。

たとえ就寝中に傷んだ部位を休めることができ修復が進んだとしても、痛みのそもそもの原因となる誤った腰の動かし方や身体の使い方を改めない限り、起き上がって動くたびに同じ部位で新たな炎症が起こったり、神経が再び圧迫されたりして、痛みが生じてきます。

つまり、『慢性腰痛』とは、毎日同じ部位で「ケガ」や神経の圧迫を繰り返している状態にほかありません。

コルセットで動きを制限したり手術で原因を取り除いたりして、いったん痛みがおさまった後に再発するケースでも同様の事がいえます。

腰痛、坐骨神経痛を根本的に改善し、再発しないようにするには、腰を傷めやすい姿勢や身体の動かし方のクセを改めて新たなケガの発生を防ぐことが唯一の手段といえます。

それを実現する最善の方法が、みずから身体を動かす運動療法です。

大阪府箕面市のとくやま鍼灸接骨院では、痛みの程度、部位、痛み方によって、その方に合わせたの施術を受けることができます。

電話、WEB、LINEからでも簡単にお問い合わせや予約を行うことができます。

肩こりや腰痛が治らないと悩みを抱えている方はぜひお気軽にお問合せください!

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