腰痛の予防 ~生活環境②~

こんにちは(*^^*)

台風10号が発生して本州に近づいてきています。

近畿に直撃といわれていた日からどんどん遅くなってきているので時間の余裕はできていますが、

勢力も強いようなので早めの対策はしておきましょう!

さて、今回は腰痛の予防について続けてご紹介しようと思います。

【寝具と睡眠体位】

まず、柔らかい敷布団はよくありません。

重い骨盤の部分が沈み込むために、仰向けに寝る時には腰椎の前弯が強くなり、横向きに寝る時には腰椎の側弯が出現します。

逆に硬すぎる敷布団でも側臥位では腰椎の側弯が出現しますが、仰向けでは問題ありません。

敷布団の硬さとは関係なく、腹ばい(うつ伏せ)での睡眠は、腹部の膨隆がない限り腰椎の前弯を増強させますから、好ましい睡眠体位とは言えません。

仰向けであれ、横向きであれ、うつ伏せであれ、脊柱の弯曲が生理的に保たれる程度の敷布団の硬さと体型であればよいわけです。

ベッドの場合も同様で、腰痛がある時には堅めのマットレスを使ったり、仰向けではマットレスの形を変えたり、両膝の後面に大きな枕を置いて、両側股関節、膝関節を軽度屈曲位に保つことにより、腰椎の前弯を減少させることができます。

【身体のメンテは深睡眠で】

眠りについた直後、一晩のうちで最も深いノンレム睡眠が訪れる。

この睡眠レベルは深ければ深いほどいい。

なぜなら、学習能力や記憶力の向上、シナプスの整理といった脳のメンテナンスはこのタイミングでなされているから…

一時期そう考えられていたが、現在では脳のメンテナンスはステージ1,2といった浅い

ノンレム睡眠時にも行われているらしいという考え方も。

よくよく考えると深いノンレム睡眠は一晩のうちで2回、もしくは1回の場合もあるし、高齢になるとまったくない場合だってある。それでは脳のメンテナンスが追いつかない。

深いノンレム睡眠時に特徴的なのは成長ホルモンの分泌とすると、むしろ脳より身体のメンテナンスに有効かもしれない。

しっかりとぐっすり寝れるような状態を作ることが大切です。

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