腰痛の予防 ~生活環境①~

こんにちは♪

オリンピック、高校野球も終わりを告げ夏も終盤に差し掛かってきていますが、まだまだ暑い日が続いてますね。

今年は暑い日が10月まで続くとか…。

天候も台風シーズンで崩れることも多くなり部屋の中にいることもおおくなるでしょう。

その普段の生活の中で予防すべきことをお話ししていきたいと思います。

今回は椅子への理想の座り方についてです。

座り方
椅子座り方

【椅子と机】

椅子座りでの理想的な姿勢はどうでしょうか?

股関節と膝関節はほぼほぼ直角に屈曲しています。

腰椎は生理的前弯を維持し、胸椎、頚椎も同様です。

もし、椅子が高すぎると浅く腰掛けることになり、低い椅子の場合にも股関節、膝関節が深く屈曲しすぎるために、いずれの場合にも必要以上に腰椎の前弯を減少させ、胸椎の後弯まで強くして円背姿勢となり、首を突き出した形で前方を見ることになります。

背もたれの高さも重要です。

高すぎると胸椎の後弯の頂点を前方に押しますから、結果的に円背を助長します。

腸骨の上縁を後方から支える程度の高さが、骨盤の生理的な前傾を支えるのに適しており、胸椎の後弯の頂点を前方に押すこともありません。

ソファー
ソファー

低い椅子、例えばソファーに座っている時に腰部後方にクッションを入れると、

脊柱の生理的湾曲を維持する効果がありますし、また、高い背もたれであれば、背もたれそのものが軽く後傾した形の物にすれば胸椎を前方に押す力を消去することが出来ます。

すでにお分かりいただけたでしょうか?

椅子座りの良い姿勢も起立時の理想的な脊柱の彎曲を維持することにつながります。

机の高さは、椅子座りで両膝と衝突せず、しかも机上での読み書きが、眼から30㎝位の距離でできる高さということになりますが、この場合にも、上半身は前述の場合と同様によい姿勢でなくてはなりません。

ついでに、主婦のアイロンがけでも、畳の上でする姿勢は好ましいものではありません。

やはり、テーブルや、座位であればアイロン台のようなものを使用するべきでしょう。

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