【自律神経】年齢とともに老化する!?

こんにちは♪

梅雨に入って毎日湿度が高く、また連日の暑さに早くもバテ気味の方も多いのではないでしょうか?あと数日で近畿地方も梅雨明けとなりそうですが、梅雨が明けると今年もあの猛暑がやってきます。

季節の変わり目や真夏や真冬など室内と室外の気温の差が大きいと乱れがちで、気圧、湿度などにも左右されやすい『自律神経』ですが実は年齢とともに老化することがわかっています。

「最近疲れやすいな」「若い頃は平気だったのに」と良く耳にしますが、実際30代から疲れやすさや老いを感じることが多くなったと感じる方は多くいらっしゃいます。

その背景にあるのは『自律神経の老化』なのです。

呼吸、心拍、血圧、体温を保ち、消化吸収やエネルギー代謝という生命活動を司る自律神経が老いてしまうと若さは保てません。

ところが、交感神経と副交感神経からなる自律神経の活動量は、10代をピークに加齢とともに右肩下がりで低下することがわかっています。

交感神経と副交感神経のトータル活動量は10代と比べて40代で約半分、60代では4分の1を下回ります。

男女差もあり60代までは男性の方が女性より活動量が高く、70代でほぼ同量になります。

自律神経
自律神経

自律神経の老化の引き金は、有害な活性酸素による酸化です。

人は呼吸で酸素を取り込まないと生きていけませんが、その取り込んだ酸素の1~2%は活性酸素に変わります。自律神経の限らず、老化とは酸化がもたらすものなのです。

なかでも自律神経を構成する神経細胞(ニューロン)は1度傷つけられると2度と再生しません。ゆえに年を追うごとに酸化ダメージが蓄積し続け、右肩下がりとなります。

30代からは自律神経に負担をかけない穏やかな生活を心掛けていきましょう。

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