【実はそれNG】朝の生活習慣編

朝のストレッチ
朝のストレッチ

こんにちは☆

今日は毎日皆さんが続けている朝のルーティンの中にある、実は身体によくない行動をお伝えしていこうと思います。

知らないうちに毎日続けてしまっていませんか??

【NG】朝は目覚ましが鳴った直後、サッと起きてテキパキ行動。

パッと目が覚めたらベッドからさっと起きて洗面所に直行し、洗面、歯磨き、続けてお手洗いを済まし、朝食準備に犬のお散歩!まるで見本のようなメリハリのある朝の過ごし方ですが、じつは少し体に負担が大きいようです。

眠っているときの身体の心拍数は40~50くらいなのですが、それが目覚めた直後急に起き上がって活動を始めてしまうと120くらいに跳ねあがってしまいます。

こうした心拍数の急な上昇が起こると、脳に送られる血液がブロックされてしまい立ちくらみなどが起こることもあります。

また関節には「関節液」と呼ばれる衝撃や振動を和らげる役割をもつものが存在するのですが、中年以降になると、寝ている間にこの関節液の成分バランスが変わります。例えると水溶き片栗粉が水と粉に分離してしまっているイメージです。その状態で急に動くと関節同士が当たって痛みが生じることもあります。なので目覚めたあと腕や足を動かす、足首を回すなどベッドの中で少し慣らし運転をすることが大切です。

⇒目覚めた後ベッドの中で5分ほどモジモジタイムを設けましょう。

その5分を快適な一日につなげるために無理をしない程度に軽いストレッチもおすすめです。

起床後ベッドの中で出来るストレッチをご紹介⇩

https://www.lettuceclub.net/news/article/226910/

【NG】熱いシャワーを浴びてカラダを目覚めさせる。

夏でも冬でもとにかく朝シャワー!熱いお湯を全身に浴びてシャキッとしないと一日が始まらないと思っている方は要注意です。

そもそも入浴をすると交感神経が優位になります。これは朝でも夜で同じです。お風呂からあがるとカラダの恒常性を保つホメオスタシスが働いて今度は副交感神経が優位になって眠りにつきやすくなります。なので入浴は夜の方が有効です。

朝でも同じように入浴後に副交感神経が働いてちょうど会社や学校につく頃に眠くなってしまいます。

また、入浴によって疲労の因子でもあるFF物質というたんぱく質が増えることもわかっています。

⇒バスタイムは夜に設けるのが基本。

【NG】朝食はボリュームたっぷりのメニューでしっかり栄養補給。

ベーコンエッグにスクランブルエッグ、フレンチトースト、朝食はしっかり食べて栄養とエネルギーを補充することは良い心掛けと思いたいですが、油脂を大量に使う朝食はやや問題があります。

なぜかというとセロトニン(自律神経の調整作用や鎮静作用のある神経伝達物質)やメラトニン(睡眠に係わるホルモン)の材料となる必須アミノ酸のトリプトファンが油っこい食事を摂ることにより消費されてしまうからです。

サラダ油に含まれるオメガ6系の脂肪酸は摂りすぎると体内で炎症を起こします。トリプトファンはその炎症反応に係わることで消費されてしまします。トリプトファンは肉や魚、主食にも含まれるアミノ酸なので普通に食事をすれば補給できます。油を使うならばオリーブオイル、納豆などの油の少ないものが良いです。

⇒朝食は低脂肪の和食にしましょう。

【NG】歯磨きは食後すぐに行うようにしている。

時間が無い朝は朝食を食べた後すぐに歯磨きを開始する方も多いでしょう。ですが歯と腰の事を考えるとこれは明らかにNG行為と言えます。

まずは歯の視点から。食後すぐの歯には、食べ物に含まれる酸や消化酵素が付着しています。この状態で歯磨きの刺激を与えるとエナメル質が侵食され歯を傷つけてしまう事になります。歯磨きをするのは食後30分くらいがベストです。

次は腰です。起床してから間もないうちは筋肉がゆるんでいる状態です。前かがみの姿勢で歯を磨いたり洗顔をすると腰の筋肉がクッションの役割をしない為、腰椎にダイレクトに負担がかかってしまいます。これを防ぐために、歯を磨くときは座って磨く、股関節を膝を曲げて腰の筋肉が伸びないようにする、両足を前後に開いて股関節を曲げるという方法もおすすめです。

⇒歯磨きは食後30分くらい空けてから。姿勢にも注意して行いましょう。

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