【捻挫】放置すると後遺症も!?応急処置もご紹介します

こんにちは☆

今日は『捻挫』についてお話ししていきたいと思います。

捻挫とは?

関節に無理な力が加わって、関節内の骨と骨とをつなぐ靱帯が伸びたり切れたり、あるいは関節を包む関節包が損傷することをいいます。損傷の多くは、靱帯のゆるみや一部もしくは完全な断裂であり、X線(レントゲン)検査で写る関節の骨折や脱臼は含まれません。

捻挫聞いて一番に思い浮かぶのは足首ですが、足関節だけでなく肘や膝、腰など、体内の全ての関節で起こります。

きっかけは、スポーツ活動中の激しいぶつかり合いや走っている最中の急な方向転換、交通事故や転倒、日常生活中に段差を昇り降りしたときなど、さまざまです。

捻挫
捻挫

症状

自覚しやすい主な症状は、患部の腫れと痛みの2つです。このほかに、皮下や関節内の出血、熱感などが見られることもあります。

膝関節捻挫では、損傷した靱帯の種類により、痛みを自覚しにくいこともあります。しかし、こうした捻挫を放置してしまうと半月板の損傷など、新たな問題が生じる可能性もあります。

応急処置『RICE処置』

捻挫の可能性が考えられる場合は、すみやかに「RICE処置」と呼ばれる応急処置を行いましょう。

RICE処置を行うことで、腫れや損傷部位の拡大、内出血などを抑えることができます。

  • Rest(安静):運動を中止して安静にし、患部を動かさないようにします。医療用テープや三角巾などを使い、患部を固定します。
  • Ice(冷却):氷を入れたビニール袋などをタオルやハンカチで包み、患部を冷やします。
  • Compression(圧迫):弾性のある包帯やU字パッド(スポンジ)などを使い、しびれや皮膚・爪の変色が生じない程度の強さで患部を圧迫します。
  • Elevation(挙上):クッションなどを使い、患部を心臓より高く上げた状態を維持します。
RICE処置の説明
RICE処置

病院へ行くべき?

足を捻挫した場合、骨折などの可能性も否定できませんので軽度であっても自己判断をせず医療機関を受診することをオススメします。

足の捻挫の場合、骨折かどうかの検査に以下の物があります。

捻挫の後遺症

捻挫の腫れや痛みが治まった後も、以下のような症状が続く場合は捻挫による後遺症が考えられますので、一度医療機関を受診しましょう。

捻挫の治癒までの期間は程度にもよりますがだいたい1週間から10日とされています。

  • 足首がガクッとなって力が入らなくなる
  • 何度も捻挫を繰り返す
  • 足首に不安がある
  • バランスが悪い
  • 捻挫を繰り返す
  • 何か月も経つのにまだ痛い
  • 踏ん張りがきかない
  • 足首が痛い

日常生活の中でちょっとした段差や障害物などが原因で起こってしまう捻挫。

正しく理解して、もし起こってしまった場合は後遺症などで困らないように対処しましょう。

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