【側弯】幼少期における姿勢の大切さ

こんにちは♪

まだ5月だというのに関西は早くも梅雨い入りしてしまいましたね…。

近所の小学校では休み時間のたびに校庭で遊ぶ楽しそうな声が聞こえていましたが、雨が続くとこの声も聞こえて来ず。

さらに去年からコロナウィルスの影響でさまざまなイベントや学校行事が中止になり、子供達の心身にも大きなストレスがかかってしまっていると思います。

子供も大人も、1日でも早く自由に思いっきり遊びたいですね。

思いっきり遊ぶには健やかな身体がとっても重要です。

今日はお子さんの身体の発達において知っておくべき大切な『背骨』のお話です。

うお子さんやご自身の小さい頃を思い出してみてください。

あなたはいつ頃から立って歩いていますか??

平均的に生後9ヶ月頃からつかまり立ちを始め、1歳前後でよちよちと歩き始める子が多いようです。

二足歩行の前には四つん這いの『ハイハイ』で前に進んでいたわけですが、この『ハイハイ』の姿勢が二足歩行にはとっても重要です。

手をついた時の圧が背骨まで伝わり後ろにカーブしていきます。

股関節に伝わる圧は、尾骨の上の仙骨という骨を後ろにカーブさせます。そして腰の骨は前にカーブしていきます。

これが私たち大人と同じ背骨のS字カーブに繋がっていきます。

このように『ハイハイ』というのは背骨のカーブを作る際に重要になります。

そして1歳を目処に立ち上がり歩きはじめるのですが、ハイハイをあまりしていない子供は背骨のカーブができにくく、左右の筋肉バランスも整わないまま成長していきます。

その時に背骨が 横に曲がる側弯症の原因を作ったり、(先天性の場合もあります)頭痛や肩こり、腰痛などの症状が後々発生したりします。

乳幼児期、学童期、思春期など、様々なタイミングで側弯症は発生します。

中でも最も多いのは思春期です。この『思春期特発性側弯症』の場合は、女の子に見つかることが圧倒的に多いです。頻度としては、男の子ひとりに対して女の子は5~8人といったところ。全体の割合としては、男女ひっくるめて児童が100人いたら、そのうち1、2人くらいが側弯症という事になります。

単純に考えても、子どもの1~2%くらいが該当するということで、決して稀な病気ではないようです。

側弯

また、現代の小学生は2/3がかかとをつけたまましゃがめないそうです。

かかとをつけてしゃがむとグラグラしてしまい体が安定しないそうです。

これは和式トイレを使わなくなった為とも言われています。背骨と共に体幹、筋力が安定していないと高い運動能力は得られません。

昔は小学1年生の時に、側弯症の検査がありましたが、現在は少ないようです。

高校生になって指摘され、初めてわかる人も少なくありません。

側弯
是非お子さんやご自身もチェックしてみてください。

側弯症については早期であれば改善されることもありますし、早期でなくても少しずつ改善に向かう例もあります。

しっかりした身体のメンテナンスはスポーツ、学力ともに成績を向上させてくれます!

当院では背骨矯正に特化したバイタルリアクトセラピーを始め、様々な方向からお子さんの身体をメンテナンスを行なっております。

ご興味ある方は是非1度お問い合わせください♪

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