手根管症候群肩痛・肩こり対策ストレッチ
こんにちは。
とくやま鍼灸接骨院の福井です!
今日は手根管症候群についてご紹介します。
●手根管症候群とは?
手関節にある”手根管”の中で正神神経が圧迫されることによって起こる神経障害です。
妊娠、出産期の女性や更年期など女性ホルモンが乱れやすい時期に多いとされています。
一般的に女性に多い疾患です。
●原因は?
仕事などによる手の使いすぎ
妊娠、閉経などによるホルモンバランスの乱れから起こるもの
ガングリオンや関節リウマチによるもの
手根骨の脱臼や変形性手関節症など
●手根管症候群の症状
手の母指から薬指のしびれ、感覚低下
母指球筋の筋力低下や萎縮による猿手変形
つまむなどの細かい動作が出来ない
夜間就寝時や早朝にしびれが増強する
●診断
ファーレンテスト…胸の前で両手の甲を合わせる。約60秒そのままの状態でいて、しびれか強くなったりすれば陽性とします。
チネル徴候…手根管部を打鍵槌で叩き、しびれがでれば陽性とします。
●治療
最も早く治すためにはサポーターやシーネなどを用いて固定し安静にしていることが一番です。
上肢のマッサージを行うことも有効だと考えられます。
安静時痛や夜間にしびれ、痛みで目が覚める時などはアイシングを行います。
●予防
パソコンなどを使う時に手首の下に丸めたタオルなどを置くことで負担を軽減できます。
また、片手に負担がかかり過ぎないように両手で行えることは両手で行いましょう。